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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「ウォーターズ」
ウォーターズ 通常盤 [DVD]

2005年/日本/監督:監督:西村了/出演:小栗旬、松尾敏伸、須賀貴匡、真中瞳、成海璃子、原田芳雄、森本亮治、桐島優介、平山広行、葛山信吾、山口紗弥加

ホストの話なのに、爽やか青春物語です(笑)。その一言に尽きますね!

夢破れてホストへの道を選ぼうとしている7人の男性。しかし、彼らが働くはずの店では、保証金を騙し取られたあげく、店長に逃げられてしまった。素人だけの彼らで営業するホストクラブ。

青春の苦さと、団結して心躍る瞬間と。まさに青春物語でしたね~(笑)。
オチも良かったです。面白かった!
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「阿弥陀堂だより」
阿弥陀堂だより 特別版 [DVD]

2002/日本/監督:小泉堯史/出演:寺尾聰、樋口可南子、北林谷栄、田村高廣、香川京子、吉岡秀隆、小西真奈美

なんという自然美!!!
日本の田舎の深い風景が無茶苦茶キレイでした。どの瞬間も一枚の写真のよう。

心を病んだ夫婦が、旦那の故郷に移り住み、そこでの生活の中で少しずつ生きる喜びを取り戻していく物語です。

勇気があれば、いつか使いたいと思うんだけど・・・ちょっと、小悪魔的な口説き方法みつけました(笑)。あれは絶対ドキドキすると思うわ~!夫婦でああいうの、ステキです。
「きょうのできごと a day on the planet」
きょうのできごと スペシャル・エディション [DVD]

2003/日本/監督:行定勲/出演:田中麗奈、妻夫木聡、伊藤歩、柏原収史、三浦誠己、石野敦士、松尾敏伸、池脇千鶴、大倉孝二、派谷恵美

当たり前のことだけど、毎日色んなところで色んな事件がやってくる。
フツウの毎日が描かれているんだけど、それぞれの登場人物に起こる事件の数々が、すごく大切な一コマ一コマに思える作品でした。
面白かったです。壁に挟まれた男、大倉孝二がツボりました(笑)。
「アカシアの道」

2000年/日本/原作:近藤ようこ/監督:松岡錠司/出演:夏川結衣 、渡辺美佐子 、高岡蒼佑 、杉本哲太 、藤田弓子 、りりィ


母がアルツハイマーになり、自立して一人暮らしをしている美佐子は、母を介護するために実家に戻る決意をしました。
ただでさえ、アルツハイマーという病気の介護は大変です。
でも、それ以上に。
この母娘二人だけの親子には、美佐子を悩ませる致命的な事柄がありました。

それは、この母娘がお互いとても憎み合ってるということ。

痛くて

痛くて

痛くて

涙が止まりませんでした。
アルツハイマーになってなお、美佐子を支配しようとする母。記憶が混濁してるため、美佐子を未だに子供のように扱う母親の言動は、美佐子に昔の記憶を呼び戻す。愛されなかった記憶を。

母が仕方なく私を育てたように、私も仕方なく母の面倒をみるのだろうか、いつまで・・・

考えるだけで心が痛くて苦しくなる。
でも、多分、こういう環境は確かに存在する、と思います。
親を憎む子供が、この世にどれだけ多く存在することでしょう。親だって人間です。くだらない親って、いるものです。
親を愛せないからといって、その子がひどい人間だなんて、とても言えない。
では、自分が救われるためにはどうすればいいのか。
美佐子が出した答えは、深く胸に刺さるものでした。
最後の彼女の台詞に、涙が止まりませんでした。

決して、生半可な映画ではありません。でもきっと、実際にそこらにゴロゴロしてる話です。
改めて傷をえぐられるような、それでも再生に向かうこの物語に、多くの人が希望を感じるのではないでしょうか。

もともと私は、原作者の近藤ようこさんをすごく好きで原作も持ってます(漫画なんですよ~)。映画も、余すところなくきちんと原作の良さを伝えられるものでした。
傷をえぐられるから読みたくないという方もいるでしょう。
それくらい、苦しくなる物語です。
でも、決して苦しいだけの話ではない。他人が出す答えに救われることだってある、と私は思います。

自分がこれから生きていくために。私にはとても必要な一冊でした。
「アンフェア the movie」
アンフェア the movie [DVD]

テレビドラマの続きの映画版。
ええと・・・
ドラマよりも残酷ですね。まぁ、今回はテロの話ですから。
サスペンス好きの同期と私は、一つのサインも見逃すまいと必死に観ていたのですが、あと二人の女子は銃声のたびに「わっ」「やっ」と声を発していて、可愛かったです(笑)。あの子達には、辛い2時間だったでしょうね~

ドラマはさ、展開が、頭を使うものだったでしょ?
今回の映画は、もう、頭を使う場合ではないくらいめまぐるしく展開して、人がバッタバッタと死んでく感じ。

結構ツッコミどころの多い映画でした。
腑に落ちない点がいくつか。
終わってから、サスペンス好きの子と「あれはどういうこと?」って論じましたもの(笑)。

でもなぁ、内容がアレなら、別に「アンフェア」じゃなくても良かったんじゃない?という気もします。
ていうか、日本の警察って、本当にあんななの?

唯一のツッコミ(まぁドラマ特番のときも思ったのですが)。
江口のあのつり上がったメガネはネタなのか?
メガネをしてないときは、やっぱり綺麗なお顔立ちね~、と見惚れていたのですが、メガネをした途端に吹き出してしまいます。
ていうか、あのメガネじゃなかったら、きっとカッコイイのではないかと思う。
髪型もどうかと思うけどさ・・ちょっとくるくるさせすぎじゃない?

なんて感想だ(笑)!
ドラマの方が面白かったと思います。


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