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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「雨あがる」
雨あがる 特別版 [DVD]

2000/日本/監督:小泉堯史/原作:山本周五郎/出演:寺尾聰 、宮崎美子 、三船史郎 、檀ふみ 、井川比佐志 、吉岡秀隆 、加藤隆之

雨で川が氾濫し、足止めをくっている浪人と妻。
この二人のほかにも、多くの人が川を渡れず困っていて、安宿の中はイライラした雰囲気で充満しています。
主人公の浪人が、森で若侍たちの果し合いの仲裁に入ったことから、藩の城主に目を留められることになるのですが・・・

時間的には、少し短い作品。
巨匠黒澤明監督が、長年映画化を望んでいた作品を、長年彼の助監督として師事してきた小泉監督が遺志を受け継いで映画化されたとのことです。
日本映画ならではの、しっとりとした映像美と、人々の関わりの暖かさを感じる映画でした。
分かりやすい内容で、心安らかに見れる作品です。
深い自然が、すごくキレイ。こういう自然美って、日本ならではですね。
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「子猫物語」
子猫物語 [DVD]


1986/日本/監督:畑正憲

子猫チャトランが、うっかり川で流されて親元を離れてしまい、独りで自然の中を逞しく生きていく冒険を追った映画。
公開当時、チャトラン旋風を巻き起こしたことは、1980年代に小学生以上だった方はご存知ではないでしょうか。
確か、公開当事に珍しく観に行った作品じゃないかと思います。私、子供の頃は全然映画館に連れて行ってもらってなかったので。

もう、ほんっとうに可愛い!
産まれたばかりの、兄弟たちと一緒に遊ぶシーンも無茶苦茶可愛かったですし、川を流されてからの、好奇心旺盛な様子もすごく可愛かった!
チャトランを追っていった親友のパグ犬プー助の存在も忘れてはなりませんよね~!必死で追っていく姿がもう、可愛くて可愛くて・・・。
ベタな感想ですけども、あんなに小さな子猫が、母親から離れても、自然の中でスクスクと成長していく姿を見ると、生きるものの生きようとする力の凄さ、逞しさを感じます。
「亡国のイージス」
亡国のイージス [DVD]

2005/日本/監督:阪本順治/原作:福井晴敏/出演:真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一、勝地涼、チェ・ミンソ、安藤政信、原田芳雄

海上自衛官が、イージス艦「いそかぜ」に、特殊兵器を持ち込んで氾濫を起こす。人質は、東京。これを止めようと二人の自衛官が艦内で戦う物語。
原作が面白い、と聞いていたのと、出演者が好み(中井貴一、佐藤浩市、真田広之ときたら見なきゃいけないでしょう!)だったのとで、観てみたいと思っていたのですが。
良くも悪くも、ハリウッド的ですね。派手なんだけど・・・これって多分、アクション的なものよりも別のところに面白さがある作品なのでは?
多分、日本映画らしく、心理的な部分をもっと丁寧に描けば、面白い作品だったんじゃないかなぁと思います。
原作を未読なので分かりませんが、ちょっと大量に詰め込みすぎた感じなのかな?読んでる方には分かる心理の流れが、映画だけの人には判りにくいのかなぁ・・という印象を持ちました。
色々と、唐突だったので(笑)。
「カスタムメイド10.30」
カスタムメイド10.30 スペシャル・エディション [DVD]

2005/日本/監督:A.N.IK.I/出演:木村カエラ、奥田民生、西門えりか、寺島進、加瀬亮、ミッキー・カーチス、松山ケンイチ

2004年10月30日に、開催された奥田民生のライブ「ひとり股旅スペシャル@広島市民球場」。このライブの観客にいたかもしれない、音楽の道を目指す女子高生を主人公に、ライブまでの彼女の日常を描いた作品。

いやぁ・・・地元すぎて笑えました(笑)。
主人公の女子高生が住んでいた場所が、私が以前一人暮らしで住んでたアパートのものすごい近所で。
マニアックな映画館から、商店街から・・。
地元すぎるためか、大学の映画サークルが作ったような感触でしたね。
正直な話、映画の内容も映画サークルが作ったような内容だったのですが、その陳腐さが良かったと思える作品でした。
それにしても、出演陣が豪華!今だから思えるのですが・・・
加瀬亮や松山ケンイチも出てたんですね。ざ・たっちとか柳沢慎吾も出てましたよ。慎吾さんのパトカーネタに爆笑でした。あれ、好きなんだ~!映画内で見れるとは(笑)!
「化粧師」
化粧師 [VHS]

2001/日本/監督:田中光敏/原作:石ノ森章太郎/出演:椎名桔平、菅野美穂、池脇千鶴、いしだあゆみ、田中邦衛

女性が勝負に出るとき。
化粧師の化粧は、女性を後押しする。

石ノ森章太郎の漫画が原作だそうです。いやぁ、キャラクターがすごく魅力的!!主人公の化粧師の椎名桔平の雰囲気やたたずまいがすごくステキ。
赤いマフラーがすっごく映えてて、衣装的にもステキです。これは原作のとおりなのかな?

椎名桔平に健気に心を寄せる女の子役に、菅野美穂。
彼女の勝負どきの化粧の場面には、本当に切なくて胸が苦しくなりました。
物語的にも、映像美的にも、すごく好きな作品です。


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