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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「モモ」
モモ [DVD]
1986/西ドイツ・イタリア/監督:ヨハネス・シャーフ/原作:ミヒャエル・エンデ/出演:ラドスト・ボーケル、ジョン・ヒューストン、レオポルド・トリエステ、マリオ・アドルフ

ミヒャエル・エンデの世界的有名な児童文学の映画化。
原作は未読ですが、1度読んでみたかった。
ですがこれ、多分本で読む方が断然面白そうですねぇ。本だったら夢中になりそう。
やっぱりファンタジーはどうしても想像力で補う必要性があるようです。実際に映像にするのは難しい。
まぁ、1986年という製作年を考えても、充分映画としては上手くできていると思いますよ。(上から目線だなおい)

物語自体はとても楽しかったし、何といってもモモが可愛かった*
人の話を嫌がらずにきちんと聞くモモは誰からも好かれ、正体不明であるにもかかわらず、町はモモを受け入れます。
人々の時間を盗む時間どろぼうたち。
彼らが盗んだ、彼らによると“ムダ”な時間を失った人々は、とても不幸そう。
ううむ、急成長した日本のような国は、皆彼らのような顔をしていたのかもしれません。勿論今もね。
何が人間にとって大切なのか、どんな時間が人を幸せにするのか。
モモは人々にそれを教えてくれます。
モモに出会えた私たちは、モモの笑顔をしっかり焼きつけて、忘れないようにしなきゃ、ですね。
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新潮文庫の100冊 2010
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