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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「ヘアスプレー」
ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組) [DVD]

2007/アメリカ/監督:アダム・シャンクマン/出演:ジョン・トラヴォルタ 、ニッキー・ブロンスキー 、ミシェル・ファイファー 、クリストファー・ウォーケン 、クイーン・ラティファ 、ザック・エフロン

ミュージカル映画とは知っていたんですが。
ネタバレ反転↓
歌のシーンしかないっ(笑)!ディズニー映画ですら、せめて半々ですよ。歌のシーンと演技のシーンと。
歌が終わったと思ったら、すぐに次の歌が始まるんですもの。
ちょっと疲れますねぇ。あれは。
楽しかったのは楽しかったですけど。
こう言ってしまっては元も子もないですが・・・あれはブロードウェイで舞台で観た方が良かったかも?映画にする意味があったのかなぁ(本当に元も子もない)。
物語自体は、とても面白かったです。
ブラックコメディということでしたが、あまりにそのまんまなのでびっくりしました(笑)。
「月に一度のブラックデイ!」(耳ではnegroと聞こえてました)
って言われた日には、飲んでたお茶吹きそうでしたよ。

ちょっ・・・直球!
サウスパーク並!

ニッキ(トレーシー)が可愛いvあれだけ前向きで、自分の意思や正義をしっかり信じることが出来て、しかもそれを行動に移すことができる子っていうのは、いませんよ。
彼女のパワーは、周りの人を幸せにしますね!

デモのときのクイーン・ラティファ(メイベル)の渋いブルースがカッコ良かったです。音楽もダンスもやっぱり黒人はカッコいい。

実はちょっと、ザック・エフロン(リンク)が観たかったのもあったんですけど。ハイスクール・ミュージカルのときほど顔が濃くないですね(そこ?!笑)。髪型のせいかなぁ。めざましテレビ出演時もリクエストされてましたが、彼のウインクはいいなぁ・・(笑)。
余談ですが、ザックについては“最初はカッコイイと思わなかったけど、歌ってるところを見てると気がつくと好きになってた”という方が多い。ちなみに私も(笑)。なーんか、可愛いんだ、彼。
今後、役によっては大成するかも?!

トレーシーの友人のペニーが可愛いなぁ・・と思って観ていたんですが、彼女「ロイヤルセブンティーン」に出てた子ですね。この子も今後が楽しみです。

でも
何よりも注目すべきはママ役のトラボルタですよね・・・

や、正直。あそこまでやるとは思いませんでした。
すげー、トラボルタ。思わず口開けて観ちゃいましたよ。
役者魂に乾杯です。

トータル的には、まぁ面白かったかな、と。あんまり何も考えずに、楽しめる映画です。
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「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 [DVD]

2007年/アメリカ/監督:デヴィッド・イェーツ/出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ヘレナ・ボナム・カーター、レイフ・ファインズ、マイケル・ガンボン、ゲイリー・オールドマン、アラン・リックマン

ハリー・ポッターシリーズの5作目。原作愛読者の私としては、省いて欲しくない登場人物やシーンが多くあったのですが、映画のみを観る場合としては、うまくまとめてあったと思います。
すみません、この感想は原作と比べたり何だりで、マニアックです!!

とにかく登場人物が増え、原作でもページ数が増えてるなか、ここまで映画で描けているのは凄いことだと思います。
むしろ、短い時間でやるために、いくつかエピソードが変わっているのは、映画作品でのハリポタシリーズとして観たら、これで良かったような気がします。

原作では、ダンブルドアが長く説明する場面が全く省いてあったのには少しびっくりしましたが(重要なことは、別の人との会話や何かでハリーが悟るようになってました)。あの場面がなかったことで、ハリーとダンブルドアの絆が原作よりだいぶ薄く感じるような?映画では、ダンブルドアとハリーというよりは、ロン、ハーマイオニーとの絆を大切に描かれてて、多分それは7作目まで一貫されることなのでしょうね。

チョウのエピソードは上手かった!映画だけで観ると、絶対こっちの方がいいですよね!原作での彼女の違和感は、いくつものエピソードを重ねたからこそ感じられることで、映画でその部分を丁寧に描けないだろうし。が、そうなると今後の展開で困るかもしれませんね(笑)。どうするんだろう。あれはあれで、ハリーの中では真実がどうであれ、もうどうにもならなかったのかもしれませんね。
でもチョウ、前作より可愛く見えたなぁ。

今回はいつになく、セブルス・スネイプが善人に描かれてました。チョウの件、あの一言は何!ハリーのために言ったわけじゃなく、アンブリッジが嫌がるだろうと思ってわざわざハリーに知らせたんでしょうが、あまりの粋さに手叩きましたよ。セブー!すてきー!
それで、その直後のしらじらしい「サッパリ」の台詞と表情に大爆笑でした。ほんとアラン、いい表情しますよねぇvv

今回からのニューフェイス、トンクスとルーナがとても可愛くて魅力的で良かったです。ルーナ、すごいいい子!

神秘部での戦いは本当に凄かったです。
こういう戦いのシーン、どんどん凄くなってる。生徒たちのシーンも凄いけど、とにかく圧巻はダンブルドアvsヴォルデモード。こ・・これは、子供たちのレベルと段違いに違う!ハリー、本当に勝てるのか?!
例のアーチのくだりは、原作よりも映画のほうが自然だと感じました。

パーシーの出番が一切なかったり(しょうがないけど)、ルーピン先生の存在感があまりに薄かったりとか、残念な部分もありましたが、これはまぁ、しょうがないこと・・・。ああ、そういえばドラコの出番もなかったなぁ。まぁ、彼は次でたくさん出てくるよ。

今後、まだまだ映画ハリポタがどうなっていくか、楽しみです*
6巻は映画館で観ようっと。
「恋する人魚たち」
恋する人魚たち [DVD]
1990年/アメリカ/監督:リチャード・ベンジャミン/出演:シェール、ボブ・ホスキンス、ウィノナ・ライダー、マイケル・シェフリング、クリスティーナ・リッチ、ジャン・マイナー

恋多き、それでいていつも上手く行かなくて臆病になってるシングルマザー、そして彼女のことをずっと見てるせいか、ユダヤ人でありながらカトリックの尼に憧れるちょっと変わった長女、母親が言うには水泳のオリンピック選手の娘らしい、天真爛漫な次女。

上手くいかなくなるとすぐに逃げる母親。
だから彼女たちはいつも、引越しばかりしています。
母親に振り回され、母親を見て育ってきた長女の“あんな人生はイヤだ”という思いと、初めての恋に突っ走ってしまって、結局似てるんだなぁ・・という思いと。

セクシーで男性を虜にするタイプながら、幸せから逃げようとする母親。娘たちを愛してるのは間違いないようだけど、それを形にすることができない。
彼女たちの関係は、母と娘というよりも、女性三人という感じです。女性同士だからこその、体当たり。
だからこその、このタイトルなんだなぁ、と感じました(原題は「MERMAIDS」)。

ウィノナ・ライダーとクリスティーナ・リッチが姉妹っていうだけでもう、心拍数が上がりそうでしたよ。絶対観る!って思いましたもん。今まで観たウィノナのなかで、1番若いウィノナだったなぁ。13,4歳くらいの役だと思うけど(性教育できてなかったから、もっと若いのかも・・?!)、当時のウィノナは何歳だったんだろう。
そんでもって、クリスティーナ・リッチが可愛いいい!!仕草から何から、全部可愛かったんですが、とにかく水着になったときの腹の出具合が可愛くてvv

1963年が時代背景ということで、衣装から街並みから、ビジュアル的にもレトロでツボでした。
「グラン・トリノ」


2008/アメリカ/監督・製作:クリント・イーストウッド/出演:クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン、アーニー・ハー、クリストファー・カーリー、コリー・ハードリクト、ブライアン・ヘイリー、ジェラルディン・ヒューズ

公式ページ:ttp://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/

映画館にて観賞。
クリント・イーストウッドの最後の出演作品になるだろう、とのこと。ですが、私がイーストウッド作品を観たのは、これが初めてです。
とりあえずこのポスターの感じからいっても、まず私が選ばないタイプの映画だと思っていたのですが、全くもって印象が違いました。

驚いたことに、コメディタッチ。前半の気の利いた台詞の数々には、映画館の中に何度も笑いが生まれてました。
そのなかでの人と人との繋がりの真の部分の暖かさ。人生の苦みと、寄り添う優しさ。そんなたくさんの喜びに溢れてて、胸を突きました。

朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキー。どんどん変わっていく社会に対応できず、いつも眉をしかめて文句ばかり言っている。唯一の理解者であっただろう、ウォルトの奥さんのお葬式から、物語は始まる。
たった一人になったウォルトだが、息子たちも寄り付かず、孤独な毎日を送っている。
そんなとき、隣に住むアジア系民族の家族の息子と、同民族のギャング団とのいざこざが起き、結果的にウォルトが助けた形になったことで、この家族との交流が始まる。

戦争から帰ったあとで、社会情勢とともに、アメリカに住む人の人間関係も変わってくる。特に多民族国家であることは、アメリカの治安を脅かし、差別を生み、そのためにどれほど敵意と悪意の多い社会であることか。
アメリカが多民族国家であることは、世界の可能性のひとつだと思っているんですがね。あの国がうまくいくことは、未来の希望に繋がる。
ウォルトの隣に住むアジア系民族は、伝統を重んじる民族であり、誇りと感謝を忘れない民族。
コミカルなシーンなんだけど、ウォルトの家の前にたくさんの食べ物や花を置いていくシーンは本当に胸が熱くなりました。こういうのを忘れちゃいけないんですよね!

良い映画に出会いました。
こういう、中々どうにもならない難しいテーマを、暖かな笑いで描いた映画っていいですね!
「アニー・ホール」
アニー・ホール [DVD]

1977年/アメリカ/監督:ウディ・アレン/出演:ウディ・アレン、ダイアン・キートン、トニー・ロバーツ、キャロル・ケイン、ポール・サイモン、ジャネット・マーゴリン、シェリー・デュヴァル

大都会における恋愛物語。一応コメディなのかな。ラブ・ストーリー?
ウディ・アレンの容貌だけで、コメディに見えてしまいますが・・・でも、ダイアン・キートンはとても可愛かったです。

一言で言うと、“面倒くさい男”(笑)。
言ってることは強気なのに、心の中は超弱気なのが見て分かる。私だったら最初の5分で胸倉掴んでます。
あれを手のひらの上で転がせるようになれば、いい女になれるんでしょうねぇ。


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