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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「オール・アバウト・マイ・マザー」
オール・アバウト・マイ・マザー [DVD]

1998/スペイン/監督:ペドロ・アルモドバル/出演:セシリア・ロス、マリサ・パレデス、ペネロペ・クルス、アントニア・サン・フアン、ロサ・マリア・サルダ

シングルマザーの母親マヌエラと17歳の息子エステバン。
一緒に映画を見たり舞台を観に行ったり、待ち合わせをしてるときのお母さんの美しさといったら、恋人同士みたいな雰囲気すらある。
そんな中、冒頭始まってすぐ、エステバンが亡くなってしまう。
諸事情により、父親には子供の存在を明かしていなかったのですが、息子の思いを知ったマヌエラは、父親にそのことを伝えに行くことにする。

この監督さんの作品、好きです。雰囲気や作り方も印象的。映像的にも美しい。
一言で言うと、女性賛美の映画。
もっと的確に言うと、母親賛美の映画。
この監督さんにとっては、女性=母親なのでしょう。
全ての女性、そして女性になりたいと願う男性のなかにある、母親の強さと愛情深さを、賛美した作品。あの強さのなかには、どれだけの悲しさがあるのか。
勿論、全ての女性なんて言うと語弊があるんだろうけど。
私も、あの強さに憧れるから、母親になりたい(いつか、ね。笑)って願うのかもしれません。
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新潮文庫の100冊 2010
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水玉
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