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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「Right Eye」


1998/NODA・MAP/作・演出:野田秀樹/出演:牧瀬里穂、吹越満、野田秀樹

ある日右目の視力を失ってしまった野田秀樹氏。
Right右の(正しい)目を失って、left左の(残された)目で世界を見なくてはいけなくなった野田氏のエピソードと、彼が執筆中の舞台脚本の物語(戦場のカメラマンの正義と名声に揺れる心の物語)とが交錯する、高尚な言葉遊びと新鮮な演出法の舞台でした。

野田氏の舞台を見るのはこれが初めて。
NODA・MAPの中でも番外編というカテゴリに入ってる作品ですが、彼の作品の中でも異色ということかしら?
たった3人の舞台ながら、重いテーマがしっかりと描かれ、それでいてコメディ要素も多い舞台でした。
それにしても、フキコシは野田氏の演出法に向いてるんだなぁ。すごく、フキコシがフキコシらしい演技でしたよ。
しかし・・・自らの右目失明すらも舞台にしちゃうなんて、野田氏の人生における舞台の比重の重さを感じますね。凄い・・!
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