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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「リトル・チュン」
リトル・チュン [DVD]

1999年/香港・日本/監督・脚本:フルーツ・チャン/出演:ユイ・ユエミン 、マク・ワイファン 、ゲイリー・ライ 、チュ・スーヤウ 、ヒュー・ホイ

中国返還直前の香港。“チュン兄”という大スターと同じ名前を持つチュン坊の目から観た香港の姿が描かれています。
これもまた、とても見てて苦しくなる作品でした。お金が支配した町、そして移民問題。
チュン坊やあのお姉さんの報復の仕方が衛生的に許せなくて、見るに耐えませんでした。うぐっ・・・私口に入るものでああいうのはちょっとキツイ。味を想像しちゃうんですもの。しなけりゃいいのに。(実践したことはないですよ!鉄の味がするんだろうなぁとか、想像ですよ!)。
ああいう環境の中でたくましく生きていく子供たちの姿。
ネタバレ↓
家出して捕まって、父親に下半身裸で道に立たされていたときにチュン坊が歌っていた歌がとても胸に刺さります。

「いくら逃げても逃げられぬ 不運を背負った人生からは
 皆々様にお願いします どうかこのままお見過ごしを
 清らかな心を持ちながら 常に不運に見舞われる
 生まれる時代を間違えたのです」
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新潮文庫の100冊 2010
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水玉
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女性
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