「巷説百物語 狐者異」

2005年/ドラマ/日本/監督:堤幸彦/原作:京極夏彦/出演:渡部篤郎、小池栄子、吹越満、大杉漣
公式HP:ttp://www.wowow.co.jp/kowai/cont_top.html
映画ではなくドラマ特番なのですが、一緒のカテゴリに入れちゃいます。
京極夏彦原作で、ご本人もさりげなく出ていらっしゃいます(笑)。エンドロール見て、びっくりしました。あの人がそうだったんだー!
異色な時代劇な感じで、雰囲気から衣装から、展開からかなりツボでした。ホラーかと思いきや、コメディーの入ったサスペンスという感じでしたよ。ただちょっと渡部篤郎が口が開けきってない話し方で、聞き取りにくくて何度も早戻しボタン押しましたけど。
小池栄子がとても色っぽくてドキドキしました。
大杉漣があまりに汚い役で、友人のお母さんが眉をしかめていらっしゃったそうです(笑)。同性愛者で、渡部篤郎、狙われてます(笑)。
でも、一番のお目当ては。
まぁ、何って。フキコ氏ですよ(笑)。
脇の脇くらいかと思いきや、かなり重要(そして異色)人物として登場。この役はカナリ好きです。かなり挙動不審なのに、正義感も人一倍だったりしてv
小池栄子が演じるおぎん、彼に対して何か思っていたのかしら?
(ネタバレ反転↓)
闇の世界に生きる小池栄子、フキコ氏が「上がってお茶でも」って言うのを「生きる世界が違うから、上がれない」と制する。
敷居をすっと指でなぞり、澄んだ目で見上げて。
「それとも、先生が降りてきてくれる?」
きゃああvvいいですねぇvv
後で渡部篤郎に、“迷いはふっきれたか”と言われていたけど、その“迷い”ってその敷居から完全に裏社会に入ってしまう覚悟ができたかという意味なのか、フキコ氏のことも入っているのか・・・!
ああ、曖昧なのが良いですv
フキコ氏のほうは完全に心が動いていたと思いますけど(笑)。
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