「ステップ!ステップ!ステップ!」
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2005/アメリカ/ドキュメンタリー映画/監督:マリリン・アグレロ/出演:N.Yの公立小学校の子供たち
ニューヨークの公立小学校で実施されている児童育成プログラム“ダンシング・クラスルーム”の様子、そしてコンテストを目指して練習をつんでいく様子を捉えたドキュメンタリー。
このダンシング・クラスルーム(社交ダンス)には、アメリカの抱える民族問題も関係しているようです。アメリカは、現在でも民族によって貧富の差が激しい。家庭環境によって連鎖のように犯罪への道へ向かってしまう子供たちを紳士・淑女にするという目的もあるよう。
そういった社会背景はまた別として・・・
とにかく、子供たちがかっわいい!!!(すみません、こればっかりで。笑)
多くの子供たちにインタビューしながら進んでいくんですが、おませな発言の数々にもう、悶えっぱなしでした(笑)。
でも、子供って本当、大人が思うよりもずっとしっかりと物事を正しく考えてる。
自分たちにも子供の頃はあったはずですが、いつの間にか忘れてしまうんですね~。ホントに。
「結婚ってヘンだよ。ゲイとの結婚の話とかさ。」
「“人は結婚していい”って。“どんな人と”とは書いてない。」
っていう男の子たちの会話を聞いて、びっくりしました。
こんなこと11歳の男の子の会話で出てくるんだ・・!
この子たちをさ、光の方向へ進ませてあげたいと願います。
彼らが素直な心を失くさないでいられる方向へ。
そのためにダンシング・クラスルームが何かのきっかけになるといいですね。
全てが解決はしませんけど。
大人の男性から教わる、紳士になるための心構え、何かに熱中することの楽しさ。
そういったことを経験してると、きっと何かの救いになると信じています。
それにしても、人一倍ダンスに熱を上げていたタラという女の子。コンテストに出場する選手の発表の際、ついつい選手になれるよう、祈ってしまいました。ドキドキした~(笑)。本人、選手になれるって信じてるっぽかったから・・・
他の子だって頑張っていたんだけど・・・
情に流されやすいので、先生とか絶対向いてないな、私(笑)。と思いましたよ。
でもきっと、選ばなくてはならない先生も、辛かったでしょうね。
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