「ラスムスくんの幸せを探して」

1981/スウェーデン/監督:オル・ヘムボム/原作:アストリッド・リンドグレーン/出演:エリック・リンドグレーン、アラン・エドワール、エミー・ストーム
厳しい孤児院を抜け出して、自分の力で親を探そうと旅立ったラスムス。「引き取ってくれる親が見つかるまで」という条件付きで貧しい風来坊のオスカルといっしょに旅を続けるラスムスくんでしたが、暖かいオスカルに理想の父親を重ねるようになって・・・
この時点でラストが分かってしまいますが(笑)、それでもやっぱり幸せ感溢れる映画で、優しさで胸がいっぱいになります。いいです、こういうの大好き!
ちなみに、ここで言う風来坊って、歌を歌って小銭をもらって町から町へ旅しながら暮らす人のことです。それでも毎日幸せそうに生きるオスカルの懐の大きさには、本当、理想の父親像を重ねましたよ、私も!
スウェーデンの児童書が原作の映画で、風景がとても綺麗でした。特に強盗との一連の騒ぎ(この辺りが児童書ですね。笑)のときの、湖の風景なんか、溜息ものです。のどかで、空が大きくて色が綺麗で、家がとっても可愛くて、北欧への憧れが増しますvv
旅の途中のたくさんの素敵な出会いと触れ合いに、心がとても温かくなります。だから児童書って好きなんですヨvv
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