「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
![ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51sX9oGAKOL._SL160_.jpg)
2007年/アメリカ/監督:デヴィッド・イェーツ/出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ヘレナ・ボナム・カーター、レイフ・ファインズ、マイケル・ガンボン、ゲイリー・オールドマン、アラン・リックマン
ハリー・ポッターシリーズの5作目。原作愛読者の私としては、省いて欲しくない登場人物やシーンが多くあったのですが、映画のみを観る場合としては、うまくまとめてあったと思います。
すみません、この感想は原作と比べたり何だりで、マニアックです!!
とにかく登場人物が増え、原作でもページ数が増えてるなか、ここまで映画で描けているのは凄いことだと思います。
むしろ、短い時間でやるために、いくつかエピソードが変わっているのは、映画作品でのハリポタシリーズとして観たら、これで良かったような気がします。
原作では、ダンブルドアが長く説明する場面が全く省いてあったのには少しびっくりしましたが(重要なことは、別の人との会話や何かでハリーが悟るようになってました)。あの場面がなかったことで、ハリーとダンブルドアの絆が原作よりだいぶ薄く感じるような?映画では、ダンブルドアとハリーというよりは、ロン、ハーマイオニーとの絆を大切に描かれてて、多分それは7作目まで一貫されることなのでしょうね。
チョウのエピソードは上手かった!映画だけで観ると、絶対こっちの方がいいですよね!原作での彼女の違和感は、いくつものエピソードを重ねたからこそ感じられることで、映画でその部分を丁寧に描けないだろうし。が、そうなると今後の展開で困るかもしれませんね(笑)。どうするんだろう。あれはあれで、ハリーの中では真実がどうであれ、もうどうにもならなかったのかもしれませんね。
でもチョウ、前作より可愛く見えたなぁ。
今回はいつになく、セブルス・スネイプが善人に描かれてました。チョウの件、あの一言は何!ハリーのために言ったわけじゃなく、アンブリッジが嫌がるだろうと思ってわざわざハリーに知らせたんでしょうが、あまりの粋さに手叩きましたよ。セブー!すてきー!
それで、その直後のしらじらしい「サッパリ」の台詞と表情に大爆笑でした。ほんとアラン、いい表情しますよねぇvv
今回からのニューフェイス、トンクスとルーナがとても可愛くて魅力的で良かったです。ルーナ、すごいいい子!
神秘部での戦いは本当に凄かったです。
こういう戦いのシーン、どんどん凄くなってる。生徒たちのシーンも凄いけど、とにかく圧巻はダンブルドアvsヴォルデモード。こ・・これは、子供たちのレベルと段違いに違う!ハリー、本当に勝てるのか?!
例のアーチのくだりは、原作よりも映画のほうが自然だと感じました。
パーシーの出番が一切なかったり(しょうがないけど)、ルーピン先生の存在感があまりに薄かったりとか、残念な部分もありましたが、これはまぁ、しょうがないこと・・・。ああ、そういえばドラコの出番もなかったなぁ。まぁ、彼は次でたくさん出てくるよ。
今後、まだまだ映画ハリポタがどうなっていくか、楽しみです*
6巻は映画館で観ようっと。
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