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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「阿修羅のごとく」
阿修羅のごとく [DVD]

2003年/日本/監督:森田芳光/原作:向田邦子/出演:大竹しのぶ 、黒木瞳 、深津絵里 、深田恭子 、小林薫

それぞれの生活を抱える4人の姉妹。偶然老いた父に、愛人と子供がいることを知ってしまい、狼狽する。
そしてこの事件を機に、それぞれの生活の問題点が浮き彫りになってくる。

“女は心に阿修羅を持っている。”

特に、私と同世代以上の女性の方が見たら何かしら感じることがあると思います。学生の頃だったら、こんなにリアルには感じなかったかもしれない。笑って、泣いて、心が温まる、でも後味がちょっぴり切ない・・・そんな作品です。ちょっと先が読める話でしたが、そういう部分含めて良かったです。
木村佳乃さんが最高でした!!あの視線、仕草、話し方、可笑しすぎです(笑)。なに考えてるのか分からない笑顔が!怖~い!!
獅童さんがとても可愛かったです(笑)。かなり挙動不審な役で、あの人が今までやってきた役の中で、この役が一番好きかも*
“結婚”というものに対して色々考えさせられました。もともと、男の人と女の人って考え方が違うんですものね。本当の意味で心が交わることってないのかもしれない。女の人が永遠に隠し続ける心を、男の人は気づかずに生きていくもかもしれません。なんていうと、男の方がお気を悪くされるかもしれませんが。
そうやって上手くバランスがとれてるのかもしれませんよ。波風立てず・・・でも、それってすごく切ないですね。
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新潮文庫の100冊 2010
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