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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「ロバと王女」
ロバと王女 デジタルニューマスター版 [DVD]

1970年/フランス/監督:ジャック・ドゥミ/出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・ペラン、ジャン・マレー、デルフィーヌ・セイリグ、ミシュリーヌ・プレール

求婚してくる父親から、ロバの皮を被って逃げるという恐ろしい設定ですが、原作はシャルル・ペローの絵本です。つかこれ、道徳観とかどうなの。子どもがびっくりしないでしょうかねぇ、この設定・・・
まぁ、小さな女の子は「お父さんと結婚する!」とか1度は言うものだから、いいのかな。。

その他の内容的にも、童話なのでファンタジーなのは仕方ないですが、それ以上に色んな意味で面白かったです。ツッコミどころ多すぎ!
とりあえず、お姫様が本当に可憐で美しかったです。でもだめだよ父さん!マジで鳥肌立ちましたよ・・。
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「大人は判ってくれない」
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1959年/フランス/監督:フランソワ・トリュフォー/出演:ジャン=ピエール・レオ 、クレール・モーリエ 、アルベール・レミー 、ジャン=クロード・ブリアリ 、ギイ・ドゥコンブル

監督の自伝みたいな作品で、長編のうちの第1作とのこと。以前から見たかったんですよね。も、う、すっごいツボでしたよ!!
仏映画の映像の作り方ってもともと大好きなのですが。
主人公と親友の子がすっごいカッコイイ!!いや、子供なのですが、何と言うか何て言ったらいいか・・・。親友のルネが本気でツボでした。主人公の子の視点にシンクロして、すごい大人たちが愚かで滑稽に見えるんです。
それにしても、学校に行くのにその格好!さすがボンジュールの国です!ステキー☆ていうか、気になったのは体育の授業でも、皆スラックス?履いてコート着て走るんですね(笑)。教師一人短パンで張り切ってました。。
印象的な、ラストの彼の表情。さて、どこへ向かおうか・・・。

一番萌えたなのは、やっぱりあのシーンですね!(ネタバレ→)診断受けてるときに、「女と寝たことは?」と言われて一瞬驚いた表情をしてニヤリと笑うの。あの笑みに画面のこちらで悶えまくってましたよ。。
長編の第一作ということです。
すっごいフランスに行きたくなりましたー!
「さよなら子供たち」
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1987年/フランス・西ドイツ/監督・脚本:ルイ・マル/出演:ガスパール・マネス 、ラファエル・フェジト 、フランシーヌ・ラセット 、スタニスタス・カレ・ド・マルベール 、フィリップ=モリエ・ジェヌー

ルイ・マル監督の自伝的映画。ナチス占領時代のフランス。
パリからカトリック寄宿学校に疎開しているジュリアン・カンタンの学校に、ある日ジャン・ボネという少年が転入してくる。
優秀なボネに抱くライバル心、そして友情。静かに流れるエピソードの中、ふとしたことでジュリアンはボネがユダヤ人だということを知り・・・。
いや、なんていうか・・・もう、あれは観てくださいとしか言いようがないです。衝撃的なラスト、そしてそこに繋がるそれまでのたくさんのエピソードがもう、何ていうか、内容的にもすごく衝撃的でしたが、映画のつくりとしても最高だと思います。一生心に残る映画の一つです。
・・・本当に、言葉にできません。しばらく声も出なかった。涙も出ませんでした。ただただ、いつまでもエンドロールをみつめ続けてました。
「タンタンとトワゾンドール号の神秘」
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1961年/フランス/監督:ジャン=ジャック・ヴィエルネ/原作:エルジェ/出演:ジャン=ピエール・タルボ 、ジョルジュ・ウィルソン 、ジョルジュ・ロリオット

絵本のタンタンの実写映画化です。あんまり期待せずに見たのですが、期待以上に面白かったです。犬のミルゥが可愛いの~~vvホワイトフォックステリアですって。体当たりな演技でした、ミルゥ(笑)。
タンタンが、あのままで笑いました。前髪とか、本当にあんな感じなんです。ただ、少年とは言い難かったような(笑)。えらい強いし(笑)!悪党を殴り飛ばす姿は、キャラクターのタンタンからは思い浮かびません!私、絵本は読んだことないんですが、タンタンって頭が良くて強いイメージなんですか?記者だということも初めて知りましたよ。記者は全く関係ないストーリーでしたけどね。
内容的には、絵本の実写化、という感じでした(そのまま)。
ドタバタな感じで、勧善懲悪な冒険活劇といったところかな。脇役が個性強くて楽しかったです。さすが絵本のキャラといったところ。双子の刑事がお約束どおりで笑えます。

*********
うわ!今タンタンの公式ぺージ見たんですが、あの顔も格好も行動もミラーみたいな二人、双子じゃないんだ!血の繋がりないんだ!すげー!ちょっとその設定に興奮です(笑)。
「天使の肌」
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2002年/フランス/監督:ヴァンサン・ペレーズ/出演:モルガーヌ・モレ 、ギョーム・ドパルデュー 、マガリ・ヴォック 、カリーヌ・シラ 、ドミニク・ブラン

エロっぽいタイトルですが(正直誤解してました。笑)、純愛です。フランス映画です。
映像的に好きでした。やっぱりフランス映画の映像ってすごく好き。プロローグの部分で既に大興奮でした。描きたい・・!
ビジュアル的ツボに大ヒットでしたが、内容的には少し性急すぎたかも?でもまぁ、85分という時間の割には濃い映画だったと思います。正直、あそこで終わるとは思えない映画でした。男の人の方の闇がほとんど語られず、一体何のせいであそこまで病んだのかという描写が一切なかったのですが、それがかえって良かったような気がします。
色んな意味で、あのあっさり感に裏切られ、「ああ・・かえって良かったかも」って思わせられた作品でしたよ。


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