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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「トリック」
2007/ポーランド/監督:アンジェイ・ヤキモフスキ/出演:ダミアン・ウル、エヴァリナ・ヴァレンジャク、トマシュ・サプリック、イヴァナ・フォルナルチック

日本では公開されてない映画です。第20回東京国際映画祭のみかな。
イマジカはこういう入手しにくいものも放送してくれるから、好きです。

母親と、歳の離れた姉と3人で暮らすステフェク。駅で出会った男性を、自分達を捨てた父親に違いない!と直感で思ったステフェクは、彼と母親を出会わせるよう、魔法をしかけます。

公開しないなんて、何て勿体無い!!!
と思わず画面に叫びそうになるくらい、ステキな映画でした。可愛い!暖かい!
ステフェクは、現実的な姉エルカが見せる、“機知によって起こる奇跡”を見て、それを魔法と信じる。
スーパーの駐車場でリンゴを売る二組。売れてない方のおじさんの前に、そっとカートを置いた頭の良さにはびっくりしました。
カートっていうのは、一つあると、そこに皆置いていくものなのですよ。スーパーでバイトしてたことあるから、分かります。
すると、ついでにおじさんのリンゴも見ていくっていう算段です。

家族思いのエルカ。
でも、現実的なエルカは、傷つくことにも臆病。ステフェクの直感に、過敏な拒否反応を示すのです。

傷ついた家族と、純真な少年の心が織り成す奇跡の魔法の物語。
すごくステキな物語でした。

しっかし、エルカのスカート丈は短すぎだろう!
シャツワンピースのときの一番下のボタンの位置にもう、ドキドキしましたよ。そりゃ口笛吹かれますって。
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新潮文庫の100冊 2010
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