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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「リトル・チュン」
リトル・チュン [DVD]

1999年/香港・日本/監督・脚本:フルーツ・チャン/出演:ユイ・ユエミン 、マク・ワイファン 、ゲイリー・ライ 、チュ・スーヤウ 、ヒュー・ホイ

中国返還直前の香港。“チュン兄”という大スターと同じ名前を持つチュン坊の目から観た香港の姿が描かれています。
これもまた、とても見てて苦しくなる作品でした。お金が支配した町、そして移民問題。
チュン坊やあのお姉さんの報復の仕方が衛生的に許せなくて、見るに耐えませんでした。うぐっ・・・私口に入るものでああいうのはちょっとキツイ。味を想像しちゃうんですもの。しなけりゃいいのに。(実践したことはないですよ!鉄の味がするんだろうなぁとか、想像ですよ!)。
ああいう環境の中でたくましく生きていく子供たちの姿。
ネタバレ↓
家出して捕まって、父親に下半身裸で道に立たされていたときにチュン坊が歌っていた歌がとても胸に刺さります。

「いくら逃げても逃げられぬ 不運を背負った人生からは
 皆々様にお願いします どうかこのままお見過ごしを
 清らかな心を持ちながら 常に不運に見舞われる
 生まれる時代を間違えたのです」
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「えびボクサー」
えびボクサー [DVD]

2002年/イギリス/監督:マーク・ロック/出演:ケヴィン・マクナリー 、ペリー・フィッツパトリック 、ルイーズ・マーデンボロー 、マドハヴ・シャルマ 、マーク・ベーズリー

愛すべきB級映画ですね(笑)!こういうの、好きです。
全てが安っぽい感じでした。ストーリー展開も主役(?)のえびも。そこがたまらなく良かったですね。
ラストの番組の趣味の悪さったら何(笑)!いいですね、こういうコテコテなのって。。
でもまぁ、一度見たらもういいです。そういうタイプの映画ですね。ハイ、削除~!
「王子と乞食」

1977年/イギリス/監督:リチャード・フレッチャー/出演:マーク・ラスター、オリバー・リード

うわー、これ私が生まれた年の映画ですよ(笑)!モノクロ映画ですよ(笑)!え、その頃ってカラーテレビでしたよね・・?さすがに。
マーク・トウェインの名作、誰もが知っているとのことですが、私は読んだことありませんでした。設定くらいは知ってましたけどね。
面白かったです!
親に盗みをさせられている乞食の少年がうっかり迷い込んでしまった宮殿で、自分と瓜二つの皇太子に会い、皇太子の気まぐれで服を取り替えることによって起きる大騒動。
何か、心臓に悪かったです(笑)。私、ああいうのってヒヤヒヤしちゃって。自分が誰かを騙してるような気になっちゃうんですよね~。
でもまぁ、児童文学ですから、ラストは円満。
ああ、一つだけ気になったことがあるんですけど・・・!知ってる方がいたら教えて!
ネタバレ反転↓
ラストの“物語のその後”で、ネッド国王のお姉さんのエリザベス、25歳のときに女王となり、以来45年の間英国を守り通し・・・って言ってましたが、え、あれ、じゃあ・・・

ネッド国王は!??

25歳ってことは、弟の彼はもっと若いときでしょう。な、亡くなったとかなの!?それともお姉さんのほうが王に向いてると思って王位を譲ったのかしら。でも、国王としてやる気マンマンだったけど・・彼。


王子と乞食の一人二役の少年が、私にはトシちゃんに似て見えました。目元だろうか。“何せトウが立ってしまっている”だの、“無邪気な少年を演じるには歳をとりすぎ”だの色々書かれてましたが、悪くはなかったと思うんですが・・
原作の設定は、もっと少年だったのでしょうかね。だとしたら、また物語の印象が変わりそうです。
「巷説百物語 狐者異」


2005年/ドラマ/日本/監督:堤幸彦/原作:京極夏彦/出演:渡部篤郎、小池栄子、吹越満、大杉漣
公式HP:ttp://www.wowow.co.jp/kowai/cont_top.html

映画ではなくドラマ特番なのですが、一緒のカテゴリに入れちゃいます。
京極夏彦原作で、ご本人もさりげなく出ていらっしゃいます(笑)。エンドロール見て、びっくりしました。あの人がそうだったんだー!
異色な時代劇な感じで、雰囲気から衣装から、展開からかなりツボでした。ホラーかと思いきや、コメディーの入ったサスペンスという感じでしたよ。ただちょっと渡部篤郎が口が開けきってない話し方で、聞き取りにくくて何度も早戻しボタン押しましたけど。
小池栄子がとても色っぽくてドキドキしました。
大杉漣があまりに汚い役で、友人のお母さんが眉をしかめていらっしゃったそうです(笑)。同性愛者で、渡部篤郎、狙われてます(笑)。

でも、一番のお目当ては。
まぁ、何って。フキコ氏ですよ(笑)。
脇の脇くらいかと思いきや、かなり重要(そして異色)人物として登場。この役はカナリ好きです。かなり挙動不審なのに、正義感も人一倍だったりしてv
小池栄子が演じるおぎん、彼に対して何か思っていたのかしら?

(ネタバレ反転↓)
闇の世界に生きる小池栄子、フキコ氏が「上がってお茶でも」って言うのを「生きる世界が違うから、上がれない」と制する。

敷居をすっと指でなぞり、澄んだ目で見上げて。

「それとも、先生が降りてきてくれる?」

きゃああvvいいですねぇvv
後で渡部篤郎に、“迷いはふっきれたか”と言われていたけど、その“迷い”ってその敷居から完全に裏社会に入ってしまう覚悟ができたかという意味なのか、フキコ氏のことも入っているのか・・・!
ああ、曖昧なのが良いですv
フキコ氏のほうは完全に心が動いていたと思いますけど(笑)。


「チキ・チキ・バン・バン」
チキ・チキ・バン・バン [DVD]

1968年/イギリス/監督:ケン・ヒューズ/原作:イアン・フレミング/出演:ディック・ヴァン・ダイク 、サリー・アン・ハウズ 、アドリアン・ホール 、ゲルト・フレーベ 、ライオネル・ジェフリーズ

CMなんかで、誰もが聞いたことのある歌。ミュージカル映画です。こないだのスカパー無料放送日にディズニーチャンネルでやっていたので、思わず見てしまいました。
初めて観たのですが、かなり面白かったですヨ!ミュージカル映画ってとても好きなのです。
どちらかというと軽い気持ちで見れる映画です。
そんなに深い内容ではないですが、とにかく夢に溢れてます。途中からのアレ、まさかそうだったとは・・・道理で、急に現実離れしたと思いました。
お城でのドタバタは本当に楽しかったです。
あんなお父さんいいなぁ!
やっぱりディズニー映画はすごく好きです。素直に夢を見られる魔法がかかってますよね。


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