忍者ブログ
映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
[45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「プロデューサーズ」
プロデューサーズ コレクターズ・エディション [DVD]

2005年/アメリカ/監督:スーザン・ストローマン/出演:ネイサン・レイン 、マシュー・ブロデリック 、ユマ・サーマン 、ウィル・フェレル 、ゲイリー・ビーチ

ブロードウェイで大人気のミュージカルの映画化ということで、かなり楽しみにしてました。確か、日本でもジャニーズの誰かが舞台やってませんでしたか、最近?(調べたら、V6の長野とイノッチでした。)

思っていた以上におバカ映画で、可笑しかったです。
でも、最初45分くらいかな?全然笑えなくて、一人映画館の中で取り残された気分でした。ハマるのに時間がかかってしまいました。あれは、あの雰囲気に慣れてしまえるかどうかが問題ですね(笑)。
演出家が出てきた辺りから、ハマってきました。
どうやら私、(ネタバレ反転)ゲイとかオカマさんのネタが好きなのかもしれません(笑)。演出家ロジャーのアシスタント兼恋人のカルメンの走り方が可愛くて可愛くて、釘付けでした。
すみません、ちょっと脱線しますが、カルメン役のロジャー・バート。この方の過去の作品の中に「スヌーピー役」というのがあるのですが・・・
ス、スヌーピー?!(しかも舞台らしい)
着ぐるみなのか、全身タイツみたいな感じなのか・・・
ちょっと気になります。

話戻ります(笑)。
個人的に、一番笑ったのは(ネタバレ反転)最後のエンドロールであの曲が流れたときかもしれません(笑)。やけにムーディな曲が流れてきたので、落ち着いたところで不意打ちでした。
あと、マシューが小さくて可笑しかったです。ハンガーにかかってたのが最高に可笑しかった!

皆さん、エンドロールまできちんと観ると面白いかもしれませんよ。
ああ、あと個人的に会計士の事務所でこっちから観て左端の一番手前(多分)の人がいい表情で素敵でしたので、是非注目してみてください。

観ていたそのときよりも、後で思い出して可笑しい映画です。
カルメン・・もう一度あの可愛い表情が観たいv
PR
「都会のアリス」
都会のアリス [DVD]

1973年/西ドイツ/監督:ヴィム・ヴェンダース/出演:リュディガー・フォグラー 、イエラ・ロットレンダー 、リサ・クロイツァー 、エッダ・ケッヒェル

んー。
落ち込んだときに観る映画ではない気が・・・
なんだか落ち着かなくなる映画です。ドキドキする。
静かに流れていく映画なのですが、不安が常につきまとう。白黒映画であることもその不安に拍車をかけているのかもしれません。何だろう。昔の映画を見ると、何となく自分がどこにいるのか分からなくなってしまうような感覚になってしまうんですよね。

旅行記の執筆のためにアメリカに来ていた青年が、帰りの空港でアリスと母親に出会います。母親がアリスを置いて消えてしまったため、アムステルダムでアリスの祖母を探す旅をする、というストーリーです。
見たままの姿が映らない、と写真をひたすら撮る青年。そんな彼に、友人の女性は「あなたは自分の存在してる証拠が欲しいの。自分が体験してるものが特別だと思いたいのよ。」と、言う。
夢を追い、夢と現実のギャップに馴染めない青年と、孤独に慣れきった現実的な幼い少女は、正反対のようでどこか似ているような感じがする。
寝る前にお話して、とアリスにねだられて青年が話した“母親とはぐれた少年の話”にもう、ドキドキが止まりませんでした。興味惹かれるものに夢中になって、遠い海に来てしまってから、ふと母親とはぐれていることに気づく。誰もいなくて、自分ひとりだけ。なんて、怖い、話。

映画の間中、終始ふてくされたような表情のアリスが、ラスト近く、自分と青年が二人で映っている写真を見て微笑む。どこか、自分と共通したものを感じたのでしょうか。

彼らの旅がどこに行き着くのか、本当に想像ができなくて、不安な気持ちにさせられました。
祖母を探す旅は終わったけれど、これからも二人の空虚な旅は終わらない。通り過ぎていく時間が本当、怖くて、怖くて。
ほんっと怖い映画でした・・・。
でも、すごい映画でした。
「僕の彼女を紹介します」
僕の彼女を紹介します 特別版 〈初回限定生産〉 [DVD]

2004年/韓国/監督:クァク・ジェヨン/出演:チョン・ジヒョン 、チャン・ヒョク 、キム・テウク 、チャン・ホビン 、キム・スロ

予告編を見て、気にはなっていたんです。
予告の時点でもう、高層ビルの上から跳んでましたから。
や、あの高さは絶対助からないでしょう。
ラストがこれなんだとしたら、相当悲惨な映画になるのか、もしくは想像なんだろうか・・
でも、予告の他のシーンではどうにもそういう深刻な雰囲気が感じられなくて、違和感を感じる映画でした。

で、気にはなっていたのですが。。


一つだけネタバレするとすれば、
ファンタジー
でしたね。うん。

主演のチョン・ジヒョンがとても可愛かったです。ていうか、彼女のプロモか?という感じでしたね(笑)。
まぁ、予告でほとんど見てしまっていて(深くつっこんで考えるまでもなかった・・)、それ以上のドラマチックなシーンはあんまりなかったですね。気楽に楽しく見れましたよ。

エンターテイメント映画として、楽しめる映画だと思います。
全体的なストーリーより、シーン毎に楽しめる感じ。
「八月のクリスマス」
八月のクリスマス [DVD]

1998年/韓国/監督:ホ・ジノ/出演:ハン・ソッキュ、シム・ウナ

死を目前にした青年と、青年が営む写真館に度々訪れる交通取締官の女性との淡い恋の映画です。
淡々と進むシーンの重なりで構成された映画で、彼自身の心情を彼の口から語られることはありません。すぐ側で彼らを見守ってる第3者のような気分になります。胸が詰まります。
切ないけど、優しさのたくさん詰まった作品です。
「愛しのローズマリー」
愛しのローズマリー (特別編) [DVD]

2001年/アメリカ/監督:ボビー・ファレリー 、ピーター・ファレリー/出演:グウィネス・パルトロー 、ジャック・ブラック 、ジェイソン・アレクサンダー 、ジョー・ヴィテレッリ 、レネ・カービー

女性を外見でしか判断できない主人公が、偶然出会った精神科医?に催眠術をかけられて、内面が美しい人が綺麗に見えるようになる、というストーリー。
催眠術が効くのは、新たに出会う人のみなんでしょうかね。今まで見えてたものが変われば、すぐに気づくと思いますが・・
それに、綺麗な人が内面が醜くて、内面が美しい人はその逆っていう法則が決まってしまってたのが、どうかと思いますが。そうとも限らないですヨー!
それはそれ、映画自体はとても面白かったです。
巨漢のローズマリーがとびきりの美人に見えちゃう主人公、ローズマリーのパパにくってかかる主人公の言葉に、かなり感動しました。彼には、本当に美人に見えてたからそう言ったんですけどもね。
何が美の定義かなんて、その人にとって何が真実かなんて、それぞれによるんです。
催眠術とかなくても、そう見えるようになれたらいいですね。


忍者ブログ [PR]
新潮文庫の100冊 2010
読書記録
プロフィール
HN:
水玉
性別:
女性
ブログ内検索
メールフォーム