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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「星の国から来た仲間」
星の国から来た仲間 [DVD]

1975/アメリカ/監督:ジョン・ハフ/出演:エディ・アルバート 、レイ・ミランド 、キム・リチャーズ 、アイク・アイゼンマン 、ドナルド・プレザンス

ディズニーの実写映画。可愛い映画でした。製作が1975年ですって。この子達、今では40代?amazonで見つからなかったということは、ビデオ廃盤なのかな。こういうのも見れるのがスカパーの良いとこですねっ。
ストーリーは単純、孤児院に住む超能力を持つ兄妹が、彼らの能力を欲望のために使おうとするその地の実力者から逃げるという物語。
さすがディズニー、超能力の使い方がとても可愛いし、夢がある。わくわくしながら見てました。
断片的に妹のティアに残る記憶。自分たちがどこから来たのか・・

つーかさ、タイトルで既にネタバレてんじゃん(笑)!!
原題は“ESCAPE TO WITCH MOUNTAIN”。何故変える必要があったのか、分かりません。

モヤモヤっというのが全く残らない、スッキリする映画でした。
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「モンド」
モンド ~海をみたことがなかった少年~ [DVD]

1995年/フランス/監督・脚本:トニー・ガトリフ/原作:ル・クレジオ/出演:オヴィデュー・バラン、フィリップ・プティ、ピエレット・フェシュ、シャーラ・アーラム


主人公の男の子がむちゃくちゃ美少年で可愛くて、悶えました・・vv
スカパーの映画チャンネルのHPに書いてあったあらすじで既にキュゥーンvv

 
少年モンドは、ある日どこからともなく南仏ニースにやってきて、気づいた時には町に馴染んでいた。自然とたわむれる日々を過ごしながら、気に入った人がいると「僕を養子にしてくれる?」と無邪気に尋ねるモンド。


わ、わたしと一緒に行こう!!私を選んでっ!
や、あの笑顔は犯罪的です。そう言われて誰も怒らなかったしな。むしろつられて笑顔になってました。

モンドをとりまく自然描写の表現法がすごかったです。詩的、つーか、詩でしたね(見れば分かります。笑)。
もう、ものすごく好みの映像でした。フランス映画~って感じです。

ちなみに、「モンド(現題:Monde)」とは、フランス語の「世界(monde)」と同じ音なのだそうです。それを踏まえた上で見ると、とても感慨深いものがあります。
「柳と風」


1999年/イラン/監督:モハメド・アリ・タレビ/出演:ハディ・アリプール、アミール・ジャンファダ

学校の窓ガラスを割ってしまった少年が、先生に「今日中に直せ」と叱られるが、父親は学校が払うべきだと取り合わない・・。
雨の降らない地域から来た転校生が雨に魅せられるオープニングがとても印象的でした。が、主人公はこの子じゃなかったんですね(笑)。
窓ガラスを買って戻ってくるだけの話なのですが、その間にいくつものドラマがあるんです。とてもハラハラさせられました。
自力でなんとかしようと奮闘する主人公の男の子がいつも泣きそうな表情をしていて、手に汗握って見てました。誰か助けてあげてよ~!
ネタバレ反転↓
親切心で男の子をバイクの後ろに乗せてくれた友達の子に、風が強くて不安定でガラスが割れそうなので降ろしてって主人公の子が言ってるのに「平気平気!」ととりあってくれない様子がもう、あわあわしながら見てました。割れる、割れてしまう~~!ここまでくるのにすっごい頑張ったんだよ~!

何分の映画って分かっていたので、もうすぐ終わるな~と思って見ていたところ、ああいうラストになるとは思いませんでした・・・。
面白かったです。
「彼女を見ればわかること」
彼女を見ればわかること [DVD]

1999年/アメリカ/監督・脚本:ロドリゴ・ガルシア/出演:グレン・クローズ、ホリー・ハンター、キャシー・ベイカー、キャリスタ・フロックハート、キャメロン・ディアス

5つのストーリーのオムニバス。女性の“孤独”をテーマにしてる作品。淡々と描かれていて、サラリとした話なんですが、その心情の揺れの大きさというのがすごく伝わってくる作品でした。
かなり豪華な女優陣のキャストで、皆様脚本に惹かれて是非演じたいと集まってこられたそうですが、それ、すっごい分かります。それだけ、脚本がすごいです。男性が書かれたというのが信じられません。女性というものをすごくよく理解されてますね。女の私でも、多分今の年齢だからこそここまで彼女たちの揺れが分かるんだと思いますもの。
3話目が、私としてはとても気になりました。あの年齢になったとき、何を思いながら生きるか・・・それは想像の範囲でしかないですが、これから年齢を重ねて先に待つものがああいう思いだとすると、切ないですね。
この作品は“女性”ならではの思いということでしたが、女性だけでなくて、人間というものは孤独を何度も乗り越えて生きていくものです。
孤独を癒すことを誰かに求める限り、永久に孤独であり続けるのかもしれません。
映画の主人公たちは、必死で自分なりに先へ進もうとしてます。だから、どんなに切ない物語でも、ラストには何だか優しい気持ちになってるんですね。
「アメリカン・ヒストリーX」
アメリカン・ヒストリーX [DVD]

1998年/アメリカ/監督:トニー・ケイ/出演:エドワード・ノートン、エドワード・ファーロング、ビヴァリー・ダンジェロ、ジェニファー・リエン

暗い映画(しかもリアルそう)だというのは想像できたので、極力避けてきたのですが・・・ついに、見てしまいました。
父親を失った、ある事件をきっかけに、黒人差別のネオナチ集団に所属し、カリスマ的存在になっていくデレク。そんな兄に影響を受ける弟ダニーを語り手として物語は進みます。
デレクの理論は本当に怖かったです。怖いんですが、すごく引き込まれる。デレクは、そうすることが正論だと、真実だと、正義だと信じてる。
彼自身は残忍でも非道でもないのに、発する言葉は本当に恐ろしい。
黒人差別を、アメリカの“病巣”という表現をする意味が肌で感じられた作品でした。これ、そんなに前の作品ではないんですよねー
たった今、進行形なんですよねー・・・ 
ダニー役のエドワード・ファーロング(彼が日本で大ブレイクしたあのCMで、心をときめかしていた一人です、私も。笑)を久しぶりに観たんですが、彼は坊主頭が似合いますね。容貌が全開になるからかな。それにしても、やっぱり視線がすっごい色っぽいですね。ドキドキした~(笑)!


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