「グッバイ、レーニン!」
![グッバイ、レーニン! [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51TJ6XZNDDL._SL160_.jpg)
2003年/ドイツ/監督:ヴォルフガング・ベッカー/出演:ダニエル・ブリュール、カトリーン・サーズ、チュルバン・ハマートヴァ、マリア・シモン
友人のお母様に録画してもらったもの。
東西ドイツ統一のとき。ちょうどそのとき心臓発作で意識を失っていて、統一を知らぬまま目を覚ました熱心な社会主義者の母のため、主人公の青年は、統一を母に知られぬように芝居をするというコメディ・・なのかな?
東ドイツが西ドイツに呑み込まれるという形で統一され、東ドイツの中には西ドイツのものが溢れかえり、東ドイツのものは町から消えていく。
そんな中、ピクルスを探し回ったり、架空のニュース番組を作ったりという思わず笑ってしまうエピソードで、物語は進んでいきます。
逆に言うと、コメディタッチなのに、何だかとても切なくって苦しい気持ちになる。ラストの演説に、とても胸が締め付けられました。
主人公の青年は、東ドイツと、社会主義を愛し、国のために奔走する母親をとても愛していたのですね。
とても良い映画でした。
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