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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「フェアリーテイル」
フェアリーテイル [DVD]

1997年/イギリス/監督:チャールズ・スターリッジ/出演:フローレンス・ホース 、エリザベス・アール 、ポール・マッギャン 、フィービー・ニコルズ 、ビル・ナイ 、ボブ・ペック

こういうの、好きです。
知らないで映画観たのですが、これは実際にあった事件をもとにして作られた話らしいですね。
とりあえず、実際の話は無視して、この映画だけを楽しんでもらいたい、と思います。
兄を亡くして笑顔を忘れてしまった母親のために、エルシーと従姉妹のフランシスは妖精の写真を撮って、母親に見せます。
そしてこの写真がイギリス中を湧かせることになるのですが・・。

妖精が本当にいるのかどうか。その真相は、どうでもいいのです。
綺麗な自然の中、妖精や小人や神様が本当にいるかもしれないって思うことが、心を暖かくしませんか?
あの子たちが、本当のことを言っているのかどうか。そんなことはどうでもいいのです。
彼女たちは、人々の心に暖かさをくれたのですから。

(ネタバレ反転↓)
映画の中には、映像で妖精たちがたくさん出てきます。
最初は、妖精たちはいるのだという前提で描かれた作品だと思っていたのですが、有名マジシャンにエルシーが聞いた一言で、「あっ」と思うわけです。
「あなたは、マジックの種を誰かに話したことある?」

実際、映画の中で妖精の写真が本物だったかどうかのはっきりした記述はありません。お兄さんの部屋であれが見つかったりはしますけども。
でも、実際がどうなのかは、関係ないんです。
ラストで、戦争で亡くなったと思っていたフランシスのパパが帰ってきたとき、エルシーが妖精に「ありがとう。」と言ったこと。大切なのは、そこですよね。

自然や妖精を守ること。感謝すること。
その気持ちを忘れないでいたいものです。
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新潮文庫の100冊 2010
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