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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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Amy
「Amy」
エイミー [DVD]

1999年/オーストラリア/監督:ナディア・タス/出演:アラーナ・ディ・ローマ、レイチェル・グリフィス、ベン・メンデルソン、ニック・パーカー

心因的問題で耳と口が不自由な少女をとりまく物語。言葉で話しても聞こえないけど歌でならコミュニケーションとれるんです。
パパの死が原因なのだろうというのは冒頭から感じられるようになってるのですが、まさか(ネタバレ→)自分のせいで死んだ、自分が殺したと思っていたとは・・・。ラストでそう叫んだエイミー役の子の演技は、周りのスタッフが泣いてしまって仕事にならなかったと言うのが身に沁みて感じられましたよ~。
それにしても、歌がすごくいい!主題歌、公文式CMで流れてた歌のようです。この子が9歳とは思えない歌唱力で!!
歌をとおして、すごく映画自体にユーモア要素を持たせてるんです。エピソード的には不幸なのに、この暖かさ。すごく好き!
(ネタバレ→)行方不明になったエイミーを探して、たくさんの警官たちが「僕らは捜索隊~ 怖くないよ~ 出ておいで~♪」
と歌いながら捜索して
たのに思わず笑ってしまったり。
舞台のオーストラリアの街の景色にも惚れ。ああいう街風景大好きですー!
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「ヴァージン・スーサイズ」
ヴァージン・スーサイズ [DVD]

1999年/アメリカ/監督:ソフィア・コッポラ/出演:ジョシュ・ハートネット、キルスティン・ダンスト

究極です。キルスティン目当てで観たんですけど、これは本当に凄かった!!
美しい4人の姉妹が相次いで自殺した事件、この事件が起こってから、世の中は不況になり、厳しい灰色の時代がやってきた。まるで、何かの象徴のように。4人と仲良くしていた近所に住む少年達の目から語られるこの事件、という形で物語は進んでいきます。
感覚的な映画のため、分かる人には分かるし、こういう心情が分からなければ理解しにくく、退屈な展開だと思います。女の子ならではの閉塞感・希望のない未来・絶望に、心の奥深くに潜む闇に、私達の心は血を流し続け
ることでしょう。すごく痛かった。最初に末の女の子が自殺未遂したときの医者とのやりとり。『13歳の何も分からない子供のくせに、どうしてそんな愚かなことを!』『でも先生は13歳の女の子になったことはないでしょう?』
彼女達はどうして死を選んだのでしょう?最後に、両親は言います。
『私達には分かりません。私達は、とても上手くやっていってました。幸せな家庭だったのに・・・。』
終わってから30分くらい、涙が止まりませんでした。家でビデオで観てて良かった・・・(しみじみ)。
ソフィア・コッポラ監督作品にて、さすがに映像美は芸術的です!!
「大人は判ってくれない」
大人は判ってくれない [DVD]

1959年/フランス/監督:フランソワ・トリュフォー/出演:ジャン=ピエール・レオ 、クレール・モーリエ 、アルベール・レミー 、ジャン=クロード・ブリアリ 、ギイ・ドゥコンブル

監督の自伝みたいな作品で、長編のうちの第1作とのこと。以前から見たかったんですよね。も、う、すっごいツボでしたよ!!
仏映画の映像の作り方ってもともと大好きなのですが。
主人公と親友の子がすっごいカッコイイ!!いや、子供なのですが、何と言うか何て言ったらいいか・・・。親友のルネが本気でツボでした。主人公の子の視点にシンクロして、すごい大人たちが愚かで滑稽に見えるんです。
それにしても、学校に行くのにその格好!さすがボンジュールの国です!ステキー☆ていうか、気になったのは体育の授業でも、皆スラックス?履いてコート着て走るんですね(笑)。教師一人短パンで張り切ってました。。
印象的な、ラストの彼の表情。さて、どこへ向かおうか・・・。

一番萌えたなのは、やっぱりあのシーンですね!(ネタバレ→)診断受けてるときに、「女と寝たことは?」と言われて一瞬驚いた表情をしてニヤリと笑うの。あの笑みに画面のこちらで悶えまくってましたよ。。
長編の第一作ということです。
すっごいフランスに行きたくなりましたー!
「君さえいれば-金枝玉葉-」
君さえいれば 金枝玉葉 [DVD]

1994年/香港/監督:ピーター・チャン/出演:レスリー・チャン、アニタ・ユン、カリーナ・ラウ

大スターのローズ(♀)の大ファンのウィン(♀)は、ローズに会うため、ローズの恋人サム(♂)のプロデュースで新人歌手としてデビューする。サムが募集していたのは男性歌手だったため、ウィンは自分を男と偽るが、やがてサムに恋をするようになり、同じようにウィンが気になるサムは、自分をゲイだと思って悩むドタバタ。
最高!!とにかく最高に面白い!恋愛映画としても天下一品ですし、コメディーとしても最高です。
この映画でレスリー・チャンにハマりましたね(笑)。熱っぽいラブシーンがとても素敵ですし、ウィンが近づくとオロオロする様子とかがとても可愛い*これは絶対にハマります。隣に男の人がいたら、彼氏でなくてもドキドキしちゃうかも*
一人で見たため、ただのたうちまわるしかできませんでしたもの~。是非彼氏といっしょに見たい作品ですね!
「今夜は、トーク・ハード」

1990年/アメリカ/監督:アラン・モイル/出演:クリスチャン・スレーター、サマンサ・マシス

普段は大人しいマークが、毎夜10時に行うクレイジーなラジオ番組に、学校中が大ブレイク!!ハリーと名乗るDJの辛辣な口調と批判は、若者の心をすっかり捕えてしまう。けれども、あるときリスナーの一人がラジオ番組でハリーと話してる途中で自殺して・・・・。
社会への痛烈な批判が、すこく気持ち良かったです。私も“ハード・ハリー信奉者”になりそうでした(笑)。カッコイイ~~!!
クリスの青春映画は、「ヘザーズ」もそうでしたが、すごく辛口で切ないんだけれど、青春の輝き、魅力に溢れてます。
今夜も、『Talk Hard!!』


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