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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「サイダーハウス・ルール」
サイダーハウス・ルール [DVD]

1999年/アメリカ/監督:ラッセ・ハルストレム/原作:ジョン・アーヴィング/出演:トビー・マグワイア 、シャーリーズ・セロン 、マイケル・ケイン 、デルロイ・リンドー 、ポール・ラッド

人里離れた孤児院で生まれたホーマー・ウェルズ。何度養子に出しても戻ってきてしまうホーマーをラーチ院長は“特別な子”と呼び、自分の息子のように愛を注いだ。実の父子以上に深く繋がりのある二人の愛情と相反。ラーチはホーマーを自分の跡取りに考えていたが、ラーチの仕事(堕胎)に賛成できないホーマーは、外の世界に強く憧れるようになり、孤児院を出ることを決意する。初めて出た外の世界、海、初めての恋。そしてホーマーが身を寄せることになったリンゴ農園(サイダーハウス)での新しい生活が彼に教えてくれたものとは―。
ジョン・アーヴィングの同名小説の映画化。脚本もアーヴィングが手がけてます。原作はペーパーバックで700ページを超えるもので、50年もの歳月の大河小説らしいのですが、これはそれを15ヶ月に要約。とげとげしい部分が全て割愛されてるとのこと(笑)。原作が気になりますね。。
“愛と青春の感動作”なんて銘打ちされてますが、実際そんな言葉では語りつくせないドロドロしたものが作品に滲み出ています。全体的に、とても暗い。暗いんですが、その中でキャラクター一人一人がとても魅力的で、ユーモアがあって、笑いを誘う場面もあり。エピソードの厳しさと、それぞれの感情の深さの混じりがとても魅力的で絶妙です!!
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新潮文庫の100冊 2010
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