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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「蝶の舌」
蝶の舌 [DVD]

1999年/スペイン/監督:ホセ・ルイス・クエルダ/出演:マニュエル・ロサーノ、フェルナンド・フェルナン・ゴメス

スペイン内戦時代。気の弱いモンチョ少年と、優しい老教師。夏の日の昆虫採集で、2人は大の親友になったが・・・。
これは他の映画を見に行ったときの予告で、少年の表情のあまりの切なさにすごく惹かれて見に行ってしまった作品。夏の日の森、老教師は、少年にたくさんの素敵なことを教えてくれます。蝶の取り方、好きになった女の子に、どうすれば気持ちが伝わるのか。とても美しい情景でした。
ラストのモンチョ少年の言葉に衝撃を受けなかった人はいないでしょう。少年が、大人になっていくプロセス。
かなりショックでした。少年が少年らしさを失うとき。彼が失ったものは一体何だったのでしょう?飲み込んだ不条理とひきかえに失ったとても美しいもの。何と、切ない。

余談ですが、この映画、私の友人は「腸の下」だと思っていて、さんざん「マニアックな映画だね・・・」と言われました。確かにな・・・。腸の下って・・・膀胱?(どういう映画だ)
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新潮文庫の100冊 2010
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