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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「化粧師」
化粧師 [VHS]

2001/日本/監督:田中光敏/原作:石ノ森章太郎/出演:椎名桔平、菅野美穂、池脇千鶴、いしだあゆみ、田中邦衛

女性が勝負に出るとき。
化粧師の化粧は、女性を後押しする。

石ノ森章太郎の漫画が原作だそうです。いやぁ、キャラクターがすごく魅力的!!主人公の化粧師の椎名桔平の雰囲気やたたずまいがすごくステキ。
赤いマフラーがすっごく映えてて、衣装的にもステキです。これは原作のとおりなのかな?

椎名桔平に健気に心を寄せる女の子役に、菅野美穂。
彼女の勝負どきの化粧の場面には、本当に切なくて胸が苦しくなりました。
物語的にも、映像美的にも、すごく好きな作品です。
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「ぼくのプレミアライフ」
ぼくのプレミア・ライフ [DVD]

1997年/イギリス/監督:デヴィッド・エヴァンス/出演:コリン・ファース 、ルース・ジェメル 、ルーク・エイクマン 、ニール・ピアソン

“No Life without Football”。
イギリス・サッカーのチーム、アーセナルファン(というよりサッカー狂と言っていいくらい)のポールが同僚である新任教師サラと恋に落ち、現実の人生とアーセナルを選択しなくちゃいけなくなるという、何だか耳に痛~いお話(笑)。や、私は現実の世界を選ぶ自信がありますよ。ていうより、女性はたいていがそうなんじゃないでしょうか。男性よりは現実的な人が多いですよね。
いつまでも子供っぽいポールにうんざりするサラ。
あー・・・
こういう場面、(現実の恋愛で)よく見るなぁ・・・
と、共感することが多いのではないでしょうか。
つか、うちの両親がこういう感じだからなぁ。父親が超子供っぽいから。(ファミコンが原因で離婚の危機にさらされた夫婦はうちくらいでしょう・・・。や、もちろんきっかけに過ぎず、他の原因もありますけど。)
何事もサッカー第一で決めるポール。家選びの際は、本当にムカつきました(笑)。私だったら大喧嘩になってますよ。サラ優しい・・!
ポールの発言がいちいち気に障るのが逆に可笑しいです(笑)。悪気はないのは分かるんだけどね。
私だって、結婚するより自分の趣味に毎日生きる方が楽しいって言ってるくらいだから、どちらかというとポール寄りかもしれませんけど。

んー。でも、実はサラ寄りなんだな。恋愛に関しては。
あんまり夢っぽいことばかり言われると、イラッとします。イヤなことを考えるのが、全部自分の役割になりそうだからかなぁ。皺寄せが全部自分にくるというか・・・。
例えば、ポールがサッカー選手なら、話は別なんですが。
ああ、理解がない嫁になりそうだなぁ、私(笑)。
趣味が現実の世界をどれだけ侵すか、の許容範囲の問題ですね。

タイトルは「プレミア・ライフ」ですが、どうやらプレミア・リーグができるより前の話らしいです(?)。サッカー詳しくないのでどうとも言えませんが。
サッカーのサポーターの生活が垣間見れる(?)楽しい映画です。
「卒業の朝」
卒業の朝 [DVD]

2002年/アメリカ/監督:マイケル・ホフマン/出演:ケヴィン・クライン 、エミール・ハーシュ 、エンベス・デイヴィッツ 、ロブ・モロー 、エドワード・ハーマン 、ハリス・ユーリン

名門男子校の教師と生徒のお話。というだけで即録画予約決定(笑)の作品。歴史を教える先生と、転校してきた問題児。熱心なハンバート先生は、問題児ベルを変えたくて、彼に目をかけるのですが・・・

設定から考えていたような展開では、ありませんでした。
でも、だからこそ、この物語は現実味があります。
教育というものが及ぼす意味を。

「人間は、人生でいつか必ず鏡に映る自分を直視せねばならない時が来る」

そのときに、自分に恥じ入ることのないような生き方をしたいと、私は思います。
面白いのに、公開当時、あんまり話題に上がらなかったですよね。こういう映画こそ大切にして欲しいなぁ、ハリウッド。
ありふれた分かり易い感動の物語も、好きではあるんですけどね。
「タッチ」
タッチ スタンダード・エディション [DVD]

2005/日本/監督:犬童一心/原作:あだち充/出演:長澤まさみ、斎藤慶太、斎藤祥太、安藤希、RIKIYA、本田博太郎 、渡辺哲

あだち充原作のコミックを実写映画化。
甲子園を目指す双子の兄弟と、隣に住む幼馴染の女の子との、恋と野球にかける青春の日々を、切なく描いた作品。
これはまた難しい題材を選んだなぁ・・と、話が出たときに正直唸りました。何より、南ちゃんっていえば、世間一般の男子の憧れの象徴ですからね。下手なキャスティングはできないし、どうするの!
と思っていたのですが、長澤まさみちゃん、期待以上に南ちゃんでしたね。
彼女の初々しさは、まさに青春の象徴です。
でもまぁ、残念ながら実写映画化として、成功とは言えませんでしたね・・・
あの長い物語を、たった2時間に凝縮させたのと、妙にアングルとかが原作と同じだったのとかが、気になりました。もう、別作品くらいにしても良かったと思いますよ。その方が、一つの映画作品としてはまとまりがあって、良かったと思います。とにかく、駆け足すぎる。早すぎて心情の変化についていけません。

新田くん、福士誠治くんだったんですね!彼は原作とはちょっと違ったキャラでしたが、それで正解だったと思います。

原作の強いファンだと、かなり物足りない映画だとは思いますが・・・南ちゃんの可愛さだけでも、見る価値はあると思います。
「リトル・ウィッチ」


2002/ドイツ/監督:ヘルミーネ・フントゥゲボールト/出演:シドニー・フォン・クロージック、カッチャ・リーマン、ウルリッヒ・ネーゼン、コリンナ・ハルフォーフ、モーリッツ・ブライブトロイ

魔女と人間の間に産まれたビビ。人間の世界で暮らすビビが、一人前の魔女になる証としてもらえるクリスタル。このクリスタルを巡って、悪い魔女と戦う、冒険ファンタジー。

児童文学ファンタジーで、子供ながらのユーモアと可愛さたっぷりの、家族で観て楽しい映画でした。
手に汗を握るほどの、ハラハラした映画ではありません。
ディズニー映画みたいな展開で、楽しく観れました。悪い魔女が小林幸子似なんですけど(笑)。


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