忍者ブログ
映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
[52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「マジック・キッチン」
F4 Film Collection マジック・キッチン (初回限定豪華BOX仕様) [DVD]

2004年/香港/監督:リー・チーガイ/出演:サミー・チェン 、ジェリー・イェン 、アンディ・ラウ 、マギー・Q 、ニコラ・チャン 、アンソニー・ウォン


天才料理人の母親から、一族の呪いで絶対に恋愛が上手くいかないのだと教えられていた主人公の女性。
その言葉どおり、不運な目(この辺もコメディです)に遭って別れてしまった元彼(アンディ・ラウ)を忘れられないのですが、彼が主人公の友人(マギー・Q)と付き合うようになって・・・

何といっても、ジェリー・イェン万歳!!!
主人公でもないのに、DVDの表紙、何故か彼だし(笑)。
やー、香港映画のラブコメディってバカっぽくて結構好きなんですが、やー、やっぱりいいですね!
中でも、台湾のアイドルグループF4のメンバー、ジェリー・イェンが可愛いったら!!
台湾ドラマ「流星花園(花より男子)」で道明寺役だった彼より、断然ステキです。個人的にはね。
料理人である主人公の女性をそっと支え続ける弟子?スタッフ?の年下の男の子なのですが、二人のデートの可愛さにドッキュンやられました。びったんです(笑)。

まぁ、ツッコミどころも多い作品です。
日本での収録も多いですしね。あの料理番組は本当にどうかと思いましたよ。外国からはこう見えているのだと、苦笑して見るしかないですね(笑)。
ちなみに、料理というのも、母親から受け継いだものとして、ストーリーの中で重要な役割を担ってます。これを主人公の女性がどう受け止めるようになるか、で恋愛に対する姿勢も変わってくるのです。

それにしても、元彼どこかで見たことあると思ったら、アンディ・ラウだったのか・・・。そりゃ、見たことあるはずですね(笑)。哀愁漂う感じで、すっごいカッコ良かったです。
マギー・Qも、えらい美人さんがいると思ったら、資○堂のCMに出てる(た?)人じゃないですか。そりゃ、見たことあるわ。

色んな意味で、面白かったです。
おバカなラブコメお好きであれば、オススメです☆
PR
「雨あがる」
雨あがる 特別版 [DVD]

2000/日本/監督:小泉堯史/原作:山本周五郎/出演:寺尾聰 、宮崎美子 、三船史郎 、檀ふみ 、井川比佐志 、吉岡秀隆 、加藤隆之

雨で川が氾濫し、足止めをくっている浪人と妻。
この二人のほかにも、多くの人が川を渡れず困っていて、安宿の中はイライラした雰囲気で充満しています。
主人公の浪人が、森で若侍たちの果し合いの仲裁に入ったことから、藩の城主に目を留められることになるのですが・・・

時間的には、少し短い作品。
巨匠黒澤明監督が、長年映画化を望んでいた作品を、長年彼の助監督として師事してきた小泉監督が遺志を受け継いで映画化されたとのことです。
日本映画ならではの、しっとりとした映像美と、人々の関わりの暖かさを感じる映画でした。
分かりやすい内容で、心安らかに見れる作品です。
深い自然が、すごくキレイ。こういう自然美って、日本ならではですね。
「子猫物語」
子猫物語 [DVD]


1986/日本/監督:畑正憲

子猫チャトランが、うっかり川で流されて親元を離れてしまい、独りで自然の中を逞しく生きていく冒険を追った映画。
公開当時、チャトラン旋風を巻き起こしたことは、1980年代に小学生以上だった方はご存知ではないでしょうか。
確か、公開当事に珍しく観に行った作品じゃないかと思います。私、子供の頃は全然映画館に連れて行ってもらってなかったので。

もう、ほんっとうに可愛い!
産まれたばかりの、兄弟たちと一緒に遊ぶシーンも無茶苦茶可愛かったですし、川を流されてからの、好奇心旺盛な様子もすごく可愛かった!
チャトランを追っていった親友のパグ犬プー助の存在も忘れてはなりませんよね~!必死で追っていく姿がもう、可愛くて可愛くて・・・。
ベタな感想ですけども、あんなに小さな子猫が、母親から離れても、自然の中でスクスクと成長していく姿を見ると、生きるものの生きようとする力の凄さ、逞しさを感じます。
霧の中の風景


1988/ギリシャ・フランス/監督:テオ・アンゲロプロス/出演:タニア・パライオログロウ、ミハリス・ゼーゲ、ストラトス・ジョルジョグロウ

幼い姉弟が、父親を探してアテネからドイツへ旅をするロードムービー。
この二人がとても可愛いんですが・・・(特に弟)

幼い二人が出会う数々の痛々しい現実に、目を背けたくなる箇所がたくさんありました。特にあの、お姉さんがトラックの荷台でさ~・・あのシーンは、映像では出ませんでしたが、「それって、そういうことよね?!」と見る側には分かるようになってる。あのシーンを見たときには、かなり落ち込みましたよ・・・。

母親は、ドイツに父親がいるのだ、と子供達に言っていたのですが、多分ドイツに辿り着いても父親はいません。
先の見えない旅。
子供達が霧の中を進んでいく姿が、すごく印象的でした。

また、映像美がすごい!!
全てのシーンを切り取りたいくらいに、綺麗でした。ああいうカットの作り方はもう、たまらない!ゾクゾクしましたよ~
「ZIPPER」


2005/ミュージカル/作・演出:ラサール石井/出演:入絵加奈子、麻生かほ里、風間水希、*pnish*他

双子の姉が事故で亡くなったんだけど、自分が死んだことにして、姉として生きようとするところに、姉の元同級生という方が現れて・・・というお話です。上手く構成されたお話でした。
ホラーじゃないと思ったから見たのよね。なのに、死ぬほど怖かったのよね。

一転、二転、三転くらいするかな。
サスペンス?あれ、ホラーなの??え、そういうオチ?
みたいな。
マジで怖かったです・・・見たの昼間で良かった。途中で見るのやめようかと思いましたが、途中でやめると気になるというか、逆に呪われそうというか。結局最後まで見てしまいましたよ、トホ・・・
最後まで観たら、最後の方にとっておきの怖いシーンが・・!こえええ!
舞台でホラーって怖いんだなぁ。会場じゃなくて心底良かった。絶対泣いてましたよ、私。
怖いお話お好きな方は、是非機会があれば観てみられるといいです・・・


忍者ブログ [PR]
新潮文庫の100冊 2010
読書記録
プロフィール
HN:
水玉
性別:
女性
ブログ内検索
メールフォーム