忍者ブログ
映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
[34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「トリュフォーの思春期」
トリュフォーの思春期 [DVD]

1976年/フランス/監督:フランソワ・トリュフォー/出演:ジョリー・デムソー 、フィリップ・ゴールドマン 、リシャール・ゴルフィー 、シルヴィー・グレゼル 、パスカル・ブリュション

これは、これは、みつけたーーー!って感じでした。
激ツボりました。これは、たまらない!!
トリュフォーの名に惹かれて録ってみたんですが、これは本当に出会えて良かったですよぅ。
展開が少女漫画(笑)!
問題児の美少年転校生のジュリアンって!や、本当に萩尾望都さんの漫画に出てきそうな美少年でしたv
陰のある転校生ジュリアンと、マジメで優しい少年パトリックのエピソードを軸に(ちなみにこの二人はほとんど接点はありません)、子供たちの思春期ならではのいくつかのエピソードや可愛い事件が語られます。パトリックの幼児体型な腹が愛しかったですねぇ(笑)。
やー、でもジュリアンが本当に美少年で、ほかに出てる映画ないだろうかと探したのですが、見つかりませんでした。なんて綺麗な子!フィリップ・ゴールドマンという方なのですが(今は40歳過ぎてるでしょうね・・)、もう俳優はやってないのかなぁ。ま、見ない方が幸せということもありますけどね。
これは永久保存版です*
ちなみに、萌えだけでは語りつくせない、内容的にも素晴らしい映画でした。コミカルに仕上げてあるんだけど、子供たちの視点からの真剣さがすごく伝わってくる映画。言うまでもなく私の好きなタイプの映画です(笑)。ていうか、“思春期”っていうだけで私のツボ線を弾いてきますものvv
PR
「青の炎」
青の炎 廉価(期間限定) [DVD]

2003年/日本/監督:蜷川幸雄/原作:貴志祐介/出演:二宮和也 、松浦亜弥 、鈴木杏 、秋吉久美子 、中村梅雀

これは、小説から出会いたかったですね(買えば出会えてたんですけども)。思ってた以上にすごい映画でした。最後30分は涙が止まらなくて・・・
人一人を殺す重みというものがずっしりとのしかかってきて、潰されそうでした。
時間が取れたら、小説も読みたいな。
「オスカー・ワイルド」


1997年/イギリス/監督:ブライアン・ギルバート/出演:スティーヴン・フライ 、ジュード・ロウ 、ヴァネッサ・レッドグレーヴ 、ジェニファー・エール 、マイケル・シーン

私が好きな作家ワイルドの半生を描いた映画です。
とても雰囲気の良い映画でした。同性愛者ということで投獄され、獄中で患った病気のため、短命で亡くなったワイルドを、優しい目線で描いた作品でした。
ラストは、とても切なかったですね。多くの擦れ違いゆえの悲劇でした。
ワイルドが投獄される原因となった美少年、アルフレド・ダグラス(この名前だけで私はメロメロです)に、ジュード・ロウ。あの屈託のない罪作りな笑顔、ワイルドも惑わされるはずですよ。。
そういえば、この映画にオーランド・ブルームも出演してたらしいんですが・・・ええ!どこ、どこに?!
後で確認してみます。。

**********

オーリ、確認。とりあえず最後のエンドクレジットを見てオーランド・ブルームの名前を探したところ、役名“Rentboy”と書いてある。

・・・え。

レントボーイって・・(男娼のことです)!
あわあわして、それらしき(笑)シーンを探してみたんですが、どうもオーリには見えない(あったんだ・・そういうシーンあったんだ・・。笑)。
それで、ヤフ検索してオーリサイトで探してみたら、開始10分程度で出てるらしい。
あー、なるほどね!ワイルドが馬車を探してるときに含んだ笑いをして近寄ってくる美青年が確かにいた!あれ、レントボーイだったのかー。ちなみに、1分程度の出演でした(笑)。でも、良い笑み具合でしたよvオーリ、この作品が映画のデビュー作品らしいですねー。
「チャイニーズゴーストストーリー」
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー [DVD]

1987年/香港/監督:チン・シウトン/出演:レスリー・チャン 、ジョイ・ウォン 、ウー・マ 、ラム・ウェイ 、ラウ・シウミン

ホラーが苦手の水玉、この映画はホラーとはいえ、きっとキョンシーみたいなやつだろうと、みくびっておりました。
怖くはなかったです。むしろ、コメディのようでした。楽しく見れました。

途中までは。

なんかさぁ・・・舌の妖怪でさぁ・・・
こう、ヌメーッとした粘膜がさぁ・・・(笑)

オエ。

恐怖は抱きませんでしたが、気分悪くなりそうでした。
ストーリー自体は面白かったですよ。レスリー・チャンも可愛かったですし。
「アンジェラの灰」
アンジェラの灰 特別編 [DVD]

1999年/アメリカ・アイルランド/監督:アラン・パーカー/原作:フランク・マッコート/出演:エミリー・ワトソン 、ロバート・カーライル 、ジョー・ブリーン 、キアラン・オーウェンズ 、マイケル・レッグ

1930年代のアイルランド。アイルランドといえばIRA、カトリック、パブ、そして英国からの搾取、貧しい貧しい国。というイメージだったので(もちろん、現在では映画みたいなことはないですよ!IRA問題は解決してませんけど)、すっごくすっごく暗い映画だろうと思っていて、かなり警戒して観たのですが・・・
暗かったです。
白と黒と青だけで構成された画面。という感じでした。
いつも天気が悪いイメージ。衛生的にかなり危険。繊細な方なら、食べながら見れないかもしれません。
でも、そんな生活環境の中でも、子供たちは強く明るく生きていきます。
人々の目から、輝きが失われたわけではありません。
こんなこと言うと感動作かと思われてしまいそうですが、終始暗いことには変わりありませんですよ。でも、その暗さの中でもちゃんと笑えるエピソードがあるし、描き方が面白い。ラストまで惹きつけられっぱなしでした。
個人的にあの作文、怒られるかと思っていたのでびっくりしましたよ。まぁ、私はキリスト教に詳しくないので何がいけないことなのか良く知らないんですけどね。
“アンジェラ”は母親の名。何故灰なのか分からなかったので調べてみたら、原作の小説だとその辺りもちゃんと書いてあるそうです。まぁ、その後日談はあってもなくても良いし、何となく“灰”が持つイメージとこの作品との関係、そしてアイルランドへの思いも感じられたので、映画でもこのタイトルで良かったと思います。


忍者ブログ [PR]
新潮文庫の100冊 2010
読書記録
プロフィール
HN:
水玉
性別:
女性
ブログ内検索
メールフォーム