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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「ラブ・アクチュアリー」
ラブ・アクチュアリー [DVD]

2003年/イギリス・アメリカ/監督:リチャード・カーティス/出演:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、コリン・ファース

人間が引き起こすたくさんの悲劇、戦争。この世界は憎しみと欲望で溢れてる。
でも、自分の周りを見回してみて。
ほら、いつだって Love actually is all around.

・・・なんて幸せ感溢れる映画なのでしょう!!観た後に、絶対に笑顔になれる映画です!もう、ほんっと可愛い!!
こういう気持ちを忘れてたんだよなぁ、とつくづく思いました(笑)。恋をしたくなる、というのがとっても良く分かります!
いくつもの物語(エピソード)が同時進行で織り交ざってる形式で、それぞれの愛がクリスマスに向かって幸せの方向に好転していきます。
いやー、でも皆さん良い役でした!アランは相変わらず素敵ヴォイスでいちいち仕草に色気があるし、キーラ・ナイトレイも溢れるほどに光を放ってました。本当に綺麗で強いオーラを持つ人ですね!アランの部下のサラ(役名)が可愛くて可愛くて仕方なかったのですがvvあの可愛さは、どうぞ映画館でご覧下さいませ・・v
そういえば、下品な老人ロッカー(笑)の人、どこかで見たことがあるなぁと思ってたら「シャンプー台の向こうに」でアランの敵役になってた方でした(笑)。この人の物語も素敵でしたよ!意表をつくところで泣けました(笑)。
この世界が愛しくてならなくなる、そんな映画です!
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「リトル・ダンサー」
リトル・ダンサー [DVD]

2000年/イギリス/監督:スティーヴン・ダルドリー/出演:ジェイミー・ベル 、ジュリー・ウォルターズ 、ゲイリー・ルイス 、ジェイミー・ドレイヴン 、ジーン・ヘイウッド

そんなにメジャーではないですが、ミニシアタ-系好きにはもう、大絶賛の作品ですね。
貧しい炭鉱の家の息子ビリー。強い男の子が望まれる環境において、ある日ビリーはボクシングクラブの隣でやっている女の子たちが習っているバレエに興味を持つ。猛反対した家族だが、“ダンサーになりたい”というビリーの強い想いが本物だとわかったとき、父親のとった行動とは・・・。
夢にひたむきなビリー少年の輝きは、見る者の心を必ず虜にすることでしょう。とにかく彼のバレエは素晴らしい!!
そして、やっぱり父親の深い愛情には、頭が下がりました。あんなに反対していたのに・・・。親の、子供に対する愛情って何て深いんでしょう!!私はもう最後の40分くらい号泣しっぱなしでした(笑)。
心が温まります。元気になります。自分を、信じてみようと思えるようになります。強い夢を持っている人、そうでない人にも、みなさんに是非見ていただきたい作品です!!
「タンタンとトワゾンドール号の神秘」
タンタンとトワゾンドール号の神秘 [DVD]

1961年/フランス/監督:ジャン=ジャック・ヴィエルネ/原作:エルジェ/出演:ジャン=ピエール・タルボ 、ジョルジュ・ウィルソン 、ジョルジュ・ロリオット

絵本のタンタンの実写映画化です。あんまり期待せずに見たのですが、期待以上に面白かったです。犬のミルゥが可愛いの~~vvホワイトフォックステリアですって。体当たりな演技でした、ミルゥ(笑)。
タンタンが、あのままで笑いました。前髪とか、本当にあんな感じなんです。ただ、少年とは言い難かったような(笑)。えらい強いし(笑)!悪党を殴り飛ばす姿は、キャラクターのタンタンからは思い浮かびません!私、絵本は読んだことないんですが、タンタンって頭が良くて強いイメージなんですか?記者だということも初めて知りましたよ。記者は全く関係ないストーリーでしたけどね。
内容的には、絵本の実写化、という感じでした(そのまま)。
ドタバタな感じで、勧善懲悪な冒険活劇といったところかな。脇役が個性強くて楽しかったです。さすが絵本のキャラといったところ。双子の刑事がお約束どおりで笑えます。

*********
うわ!今タンタンの公式ぺージ見たんですが、あの顔も格好も行動もミラーみたいな二人、双子じゃないんだ!血の繋がりないんだ!すげー!ちょっとその設定に興奮です(笑)。
「ベニスに死す」
ベニスに死す [DVD]

1971年/イタリア・フランス/監督:ルキノ・ヴィスコンティ/原作:トーマス・マン/出演:ダーク・ボガード 、ビョルン・アンドレセン 、シルヴァーナ・マンガーノ 、ロモロ・ヴァリ 、マーク・バーンズ

永遠の私の憧れ、ビョルン・アンドレセン。
天使のような性を超えた美貌なんだけど、どこか挑発するような目。遠くを見るような瞳が、彼の可能性を示すようで、とても眩しい。
作曲家の、遠くからビョルンを追う視線のカメラワークがたまらないです。
それにしても、主人公の作曲家が、コント中の遠藤○造に見えて仕方ありませんでした。あの化粧はやめたほうがいい。
ヴェニスの町の疫病と荒廃、作曲家の身体が少しずつそれに侵されていく中で、タージオの一家はただただ、白い輝きを放っている。若者の、生きる輝きを放っている。
タージオ(ビョルン・アンドレセン)は、作曲家の想う純潔のイメージなんですね。
色々思うところはありますが、まー、とにかくビョルンに恋しそうで大変でした。これ、彼自身の魅力もありますが、恋する視点のカメラワークのせいもあると思います、絶対。。
ビョルンのせいで、ほかに感じるべき作曲家の心の動きなんかを見落としてる気がします(笑)。落ち着いて見れなかったー(笑)!
文字で読めば落ち着いて物語に没頭できるかな(笑)!


わわ、あの化粧って、死化粧だったんですね・・(言ってた?水玉、ビョルンに見惚れて聞き逃してた?笑)!それを知っていれば、随分と違う印象ですよ、あのラスト。
「ボーイズライフ」
ボーイズ・ライフ【字幕版】 [VHS]

1993年/アメリカ/監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ/原作:トビアス・ウルフ/出演:ロバート・デ・ニーロ 、エレン・バーキン 、レオナルド・ディカプリオ 、ジョハン・ブレックマン 、エリザ・ドゥシュク

若いディカプリオが主演のやつです。
これって、作家の自伝小説が原作だったんですね。“BOY'S LIFE is his story.”っていう最後の一行でそれを初めて知りました。
ディカプリオがというより、映画の中のトビーという人物がカッコ良かったです。この映画、実話だけあって、色々グサグサ突いてくるというか、封印した部分をこじあけてくるというか・・・。
あいつが、私が一番嫌いなタイプの男だというのもあるんでしょうね。出てきた瞬間からモヤッとしましたもの。こんなに嫌悪感を抱かせるなんて、さすがデニーロ、名優です。

私は、タイミングをものにしたと思ってたけど、自分だけ自由になることに対してすごく罪悪感を持ってて、その罪悪感が、私を振り返らせる。
前だけを見ることができない。
私は、トビーの母親があれからどうしたのか、そっちがすごく気になるなぁ。でもきっと、タイミングを掴んだ彼女も、あれから強く生きることができたのでしょう。

人生の苦さなんて、溢れてます。どんな人の中にも苦しみがある。私が一番不幸なわけじゃないんだから。みんな、頑張って生きてるんだから。


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