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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「ラヴェンダーの咲く庭で」
ラヴェンダーの咲く庭で 特別版 (初回限定生産スペシャルアロマパッケージ) [DVD]

2004年/イギリス/監督:チャールズ・ダンス/出演:ジュディ・デンチ 、マギー・スミス 、ダニエル・ブリュール 、ナターシャ・マケルホーン 、ミリアム・マーゴリーズ 、デヴィッド・ワーナー

記憶喪失のピアニストらしき青年が海岸に流れ着いた事件がありましたよね。あのときに、シチュエーションが似てるだのなんだのって、ちょっと話題になった作品。っていうか、あの事件どうなったんだっけ?
老姉妹二人が静かに暮らす、海辺の町。嵐の後のある朝、海難事故に遭った美青年が浜辺に倒れているのを姉妹が見つけ、看病するのですが、孫ほどの歳の違いのある青年に、妹は胸が騒ぐ。
何が凄いって、ベテラン女優二人の名演です・・!ジュディ・デンチの老婦人ながら女の感情、まるでピュアな初恋のような切ない感情を露にする名演技。マギー・スミスの、落ち着いた演技の中で、妹の中の女の感情に気づくちょっとした感情の動きとかが、本当にすごい。
人生の深みを感じさせる演技でした。こういうのは、若い人にはできませんよ、ホント。
流れ着く青年と、彼のバイオリンの腕を見込んで近づく画家の女性の若々しい演技も良かったですけど、老婦人たちの存在感には断然負けます。
青年役のダニエルも素敵でしたけどね。若者のエネルギーに溢れてる。
ダニエル、「グッバイ、レーニン」に出てる彼ですね。好きな俳優さんです。
ダニエルと、老婦人宅で働く年寄りのメイドさんとのバトルも面白かったなぁ(笑)!いたずらっこダニエル(笑)。やー、若いわ!家の中の色を変えるほどの輝きを持つ青年でした。
かなり、好きな映画です。
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「破壊ランナー」

1995/惑星ピスタチオ/作・演出:西田シャトナー/出演:腹筋善之介、平和堂ミラノ、いちいりえ、宇田尚純、福岡ゆみこ、保村大和、高橋俊博、佐々木蔵之介

数百年先、人類が音速で走ることができる時代という設定で、物語が展開します。

随分と古い舞台で、シアターテレビジョンにて観賞。若き日の佐々木蔵之介氏、出演(もちろん目当て。笑)。
それにしても、何故彼は、存在感だけでこんなに可笑しいんだろう(笑)。すごいテンション!こういう蔵之介は、テレビじゃあんまり観れないなぁ。また舞台やって欲しいものです。
ストーリー展開は、小劇場の魅力満載という感じでした。設定と表現方法が面白い!
「阿弥陀堂だより」
阿弥陀堂だより 特別版 [DVD]

2002/日本/監督:小泉堯史/出演:寺尾聰、樋口可南子、北林谷栄、田村高廣、香川京子、吉岡秀隆、小西真奈美

なんという自然美!!!
日本の田舎の深い風景が無茶苦茶キレイでした。どの瞬間も一枚の写真のよう。

心を病んだ夫婦が、旦那の故郷に移り住み、そこでの生活の中で少しずつ生きる喜びを取り戻していく物語です。

勇気があれば、いつか使いたいと思うんだけど・・・ちょっと、小悪魔的な口説き方法みつけました(笑)。あれは絶対ドキドキすると思うわ~!夫婦でああいうの、ステキです。
「ロバと王女」
ロバと王女 デジタルニューマスター版 [DVD]

1970年/フランス/監督:ジャック・ドゥミ/出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・ペラン、ジャン・マレー、デルフィーヌ・セイリグ、ミシュリーヌ・プレール

求婚してくる父親から、ロバの皮を被って逃げるという恐ろしい設定ですが、原作はシャルル・ペローの絵本です。つかこれ、道徳観とかどうなの。子どもがびっくりしないでしょうかねぇ、この設定・・・
まぁ、小さな女の子は「お父さんと結婚する!」とか1度は言うものだから、いいのかな。。

その他の内容的にも、童話なのでファンタジーなのは仕方ないですが、それ以上に色んな意味で面白かったです。ツッコミどころ多すぎ!
とりあえず、お姫様が本当に可憐で美しかったです。でもだめだよ父さん!マジで鳥肌立ちましたよ・・。
「17歳のカルテ」
17歳のカルテ コレクターズ・エディション [DVD]

1999年/アメリカ/監督・脚本:ジェームズ・マンゴールド/原作:スザンナ・ケイセン/出演:ウィノナ・ライダー 、 アンジェリーナ・ジョリー 、 クレア・デュヴァル 、 ウーピー・ゴールドバーグ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ブリタニー・マーフィ

原作者が少女時代に精神病棟で過ごした、実際の体験に基づいて描かれた作品とのこと。
彼女たちを見ていると、彼女たちと現実の世界と、どっちが正常なのか、ボーダーラインが分からなくなる。私たちは本当、紙一重のところで現実を生きてるのかもしれない。


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新潮文庫の100冊 2010
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