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映画・舞台・本の感想記録。さて、どの夢を見ようかな。
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「ボーイズライフ」
ボーイズ・ライフ【字幕版】 [VHS]

1993年/アメリカ/監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ/原作:トビアス・ウルフ/出演:ロバート・デ・ニーロ 、エレン・バーキン 、レオナルド・ディカプリオ 、ジョハン・ブレックマン 、エリザ・ドゥシュク

若いディカプリオが主演のやつです。
これって、作家の自伝小説が原作だったんですね。“BOY'S LIFE is his story.”っていう最後の一行でそれを初めて知りました。
ディカプリオがというより、映画の中のトビーという人物がカッコ良かったです。この映画、実話だけあって、色々グサグサ突いてくるというか、封印した部分をこじあけてくるというか・・・。
あいつが、私が一番嫌いなタイプの男だというのもあるんでしょうね。出てきた瞬間からモヤッとしましたもの。こんなに嫌悪感を抱かせるなんて、さすがデニーロ、名優です。

私は、タイミングをものにしたと思ってたけど、自分だけ自由になることに対してすごく罪悪感を持ってて、その罪悪感が、私を振り返らせる。
前だけを見ることができない。
私は、トビーの母親があれからどうしたのか、そっちがすごく気になるなぁ。でもきっと、タイミングを掴んだ彼女も、あれから強く生きることができたのでしょう。

人生の苦さなんて、溢れてます。どんな人の中にも苦しみがある。私が一番不幸なわけじゃないんだから。みんな、頑張って生きてるんだから。
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